2011年12月20日火曜日

第5回小児領域勉強会のご案内(アレルギー疾患について)

日頃よりクリニックならびに「みんなのおうち」のご利用ありがとうございます。

今回は、「気管支喘息・アレルギー疾患について」と題して行います。気管支喘息やアレルギー性鼻炎・結膜炎について勉強しましょう。
講師は、若木院長が務めます。お気軽にご参加ください。

保護者の方のみならず、保育園や幼稚園の職員のみなさまのご参加もお待ちしております。

*お子様のお預かりは、受講ご希望の方が増えてきているため、安全面を配慮し若干名とさせていただきます。ご了承ください。

日 時  平成24年1月22日 日曜日 午前10時~1

    場 所  目黒通りこどもクリニック・みんなのおうち

    参加費  無 料(電話でのご予約は必要です)。

    定 員  20名(先着順) *受付締切りは1月17日です。

    連絡先  03-6303-1091(代表)

今回は座学の講義形式となります。

2011年12月16日金曜日

夜尿症(おねしょ)でお悩みの保護者の方へ。

夜尿(おねしょ)は成長発達の過程で普通にみられるものであり、成長とともに必ずよくなるものです。以下に一般的なお話からしていきます。

いわゆる「おねしょ」は夜尿(やにょう)症と呼ばれます。昼間の「おもらし」は尿失禁、昼夜ともにみられる場合を遺尿(いにょう)症に分けられます。

大部分のお子さんが5歳までに昼夜の排尿のコントロールがつくようになります。夜尿は、5歳以降で1ヶ月に2回以上みられるものを指します。夜尿症の頻度としては、5歳で15%、小学校入学時で12%、15歳で1%です。しかし、夜尿といってもいろいろなタイプがあり、お子さんごとによくお話をうかがうことが大切になってきます。
ポイントとしては、
・まず夜尿のみかどうか?(お話をよくうかがうと昼間も認めて遺尿症ということもあります)
・夜尿の頻度や昼間の排尿の間隔はどうか?
・尿意を感じているかどうか?
・尿路感染症(腎盂腎炎や膀胱炎など)の既往はあるか?
・慢性的な便秘があるかどうか?
・水分摂取の量、1日の尿量はどのくらいか?
などが挙げられます。

一般的な指導としては、
・夕方から夜にかけての水分摂取量を控える。
・就寝前には排尿し、膀胱をからっぽにする。
・塩分を控えめにする(塩はからだの中で水をひきつけるため)。
・慢性的な便秘がある場合にはその改善を図る。
・夜尿をして覚醒した際には、濡らしてしまった下着やシーツの下洗いは本人に行わせるようにする(これは教科書的ではありませんが、処理させることで「無意識下に意識させる」ということを目的にお話しています。決して夜尿に対する罰則という考え方ではありませんので、叱ったりすることがないようにしましょう)。
などが挙げられます。

治療の介入は、通常小学校に入ってからが多いのですが、これは高学年に宿泊学習などが行われることから、「その前に」と病院を訪れることが多いことも関連しているようです。
一般的に挙げられる治療法としては、アラーム療法・抗利尿ホルモン療法、抗コリン剤の内服治療、鍼治療などが挙げられます。夜尿の様子や昼間の排尿習慣、本人の気持ち(心構え)や家族のサポート体制などを考慮して、治療法を選択します。
*しかし、中には早期から治療の介入が必要な場合(尿失禁や遺尿症の場合など)があります。

なかなか相談できずに悩まれている本人・ご家族もいらっしゃいますし、「昼間のおもらし」がみられる場合には、より専門性の高い小児泌尿器科に相談が必要になる場合もあります。
夜尿症でお悩みの際には、ぜひ一度ご相談ください(また受診予約の際には、その旨をお伝えください)。

2011年12月15日木曜日

12月・1月の診療日スケジュールです。

いつもクリニックのご利用ありがとうございます。
12月、1月の開院スケジュールについてお知らせいたします。


12月
  日  月  火  水  木  金  土
                1  2   3
  4  5   6     8  9  10
 11 12  13 14  15 16  17
 18 19  20 21  22 23  24
 25 26  27 28  29 30  31
 
     ・・・ 08:30~12:00(予防接種、健診は行いません)
     ・・・ 08:30~12:30、16:30~20:00
     ・・・ 休診日


1月
  日  月  火  水  木  金  土
  1   2   3  4   5    7
  8   9  10 11  12 13 14
 15  16  17 18  19 20 21
 22  23  24 25  26 27 28
 29  30  31

     ・・・ 08:30~12:00(予防接種、健診は行いません)
     ・・・ 08:30~12:30、16:30~20:00
     ・・・ 休診日

*年末は、12/31午前まで診療、年始は、1/3から診療いたします。


*「みんなのおうち」のご利用は、年末12/30まで。年始は1/3からとなります。また、12月・1月の水曜日はお預かりは行っておりません。ご了承のほどよろしくお願いします。

2011年12月11日日曜日

嘔吐下痢症への対処

嘔吐下痢症が流行りはじめています。ウイルス性の胃腸炎であることが多く、有名なところではロタウイルスやノロウイルスといったものが挙げられます。

かからないことが重要ですが、保育園や幼稚園、兄弟姉妹では、なかなか防ぐことが難しい場合があります。やはり、手洗い・うがいが重要になります。また、おむつなどの処理を行う場合には “一処置・一手洗い” という考えで、できるかぎりの予防をしましょう。

運悪く、かかってしまった場合には、まず “お腹を休める” ことが大切です。

・嘔吐から次の経口摂取までは2-3時間あけられたらよいでしょう。
・少量の水分からこまめに与えるようにします(状況によっては、スポイトやスプーン1杯程度から開始します)。水分は経口補水液が良いですが、イオン飲料やりんごジュース、水やお茶、スープや味噌汁、お吸い物などもよいでしょう。水やお茶だけになってしまうと糖分や塩分が不足してしまうので注意が必要です。
・嘔吐がなければ、一回量を増量して与えます。その後、固形物(ヨーグルトやおかゆ、パン粥、煮込みうどんなど)にと段階をあげていきます。
・段階をあげて嘔吐がみられる場合には、一段階さげて様子をみます。最低でも水分・糖分がとれていれば、自宅(外来)で様子観察できることが多いですが、経過によっては点滴や入院が必要になることもあります。
(この内容は、12月4日のクリニックで行いました勉強会でも一部ご紹介いたしました。)

親御さんにかかってしまうことがあります!手洗い・うがいを励行しましょう!

2011年12月9日金曜日

12月17日(土)「すくすくの日」 13:30~14:30 みんなのおうち

日頃より、『みんなのおうち』をご利用いただきありがとうございます。

親子で参加していただけるイベントのご案内です。
10月より、毎月1回、親子で遊んだり、お母さん同士の交流の場として過ごしていただく、『すくすくの日』をスタートしました。先日行われた第2回も、赤ちゃんとパパママの笑顔がたくさん見られ、楽しい時間となりました。

◆第3回 12月17日(土) 13:30~14:30    ※対象年齢 0~1歳
      『スキンシップを楽しもう』

ママの優しさが伝わるベビーマッサージや、楽しい遊びをいくつかご紹介します。
月齢の近いお友だちとも仲良くなれるチャンス!!
楽しくお話したり、遊んだりして交流を深めましょう。お気軽にご参加ください。
次回は、ペットボトルのおもちゃ作りもします。クリスマスプレゼントにどうぞ!

※持ち物・・・バスタオル1枚、オイル(ベビーオイル等、普段使っているもの)  
※参加費無料
※定員先着4組  前日までにご予約ください。お待ちしています!!

2011年12月6日火曜日

【重要】目黒区の方へ。乳幼児健診のご案内。

日頃よりクリニックおよび「みんなのおうち」のご利用ありがとうございます。

当クリニックでは、目黒区から案内されます各種の乳幼児健診は、すべて受けることができます。

クリニックの開始が本年6月であったことから、目黒区からのご案内に添付されている健診施行施設の一覧からもれている場合がございます。

目黒区には、早急に改訂するよう依頼しております。
健診や予防接種も含め、お気軽にご相談いただければと思います。

2011年12月5日月曜日

第4回 小児領域勉強会を開催いたしました!

12月4日(日)に第4回の小児領域勉強会を開催いたしました。ご参加いただきました皆さん、まことにありがとうございました。
 今回は、「よくみられる病気について」と題して、かぜや気管支炎・肺炎、感染性胃腸炎、熱性けいれんや水痘、アトピー性皮膚炎など、病気についてのおおまかな説明や対処法などをお話させていただきました。講義最後の質問コーナーではたくさんのご質問・ご意見を頂戴いたしました。病気への理解が深まり、対処法など少しでも実践に結びつけることできましたらうれしい限りです。

おかげさまで、開院いたしまして、はや半年が経過いたしました。皆さんのご理解を得て月に1回の頻度で小児領域勉強会を行ってまいりましたが、引き続き勉強会や親子いっしょにからだを動かす「健やか親子教室」など開催していきたいと思っておりますので、ぜひまたご参加ください。

2011年12月1日木曜日

鼻腔吸引(鼻水の吸引)を始めました!

いつもクリニック・みんなのおうちのご利用ありがとうございます。

こんな書き出しのタイトルですと、「冷やし中華始めました!」みたいな感じになってしまいますが、みなさまからの問い合わせ・ご要望にお応えして、鼻腔吸引を行える環境を整えましたので、お知らせいたします。

2011年11月29日火曜日

12月・1月の診療日スケジュールです。

いつもクリニックのご利用ありがとうございます。
12月、1月の開院スケジュールについてお知らせいたします。


12月
  日  月  火  水  木  金  土
                1  2   3
  4  5   6     8  9  10
 11 12  13 14  15 16  17
 18 19  20 21  22 23  24
 25 26  27 28  29 30  31
 
     ・・・ 08:30~12:00(予防接種、健診は行いません)
     ・・・ 08:30~12:30、16:30~20:00
     ・・・ 休診日


1月
  日  月  火  水  木  金  土
  1   2   3  4   5    7
  8   9  10 11  12 13 14
 15  16  17 18  19 20 21
 22  23  24 25  26 27 28
 29  30  31

     ・・・ 08:30~12:00(予防接種、健診は行いません)
     ・・・ 08:30~12:30、16:30~20:00
     ・・・ 休診日

*年末は、12/31午前まで診療、年始は、1/3から診療いたします。


*「みんなのおうち」のご利用は、年末12/30まで。年始は1/3からとなります。また、12月・1月の水曜日はお預かりは行っておりません。ご了承のほどよろしくお願いします。

ルールとマナー。~自転車の車道走行について~

自転車の車道走行が原則化されていく中で、その走行については、歩道の幅や運転者の年齢、車道走行が危険と思われる場合は歩道走行可、といった細則がついています。
しかし自転車運転者からみると、路上駐車が日常的にみられ、自転車専用道路も整備されていない状況では、車道走行により事故に遭う恐怖を感じながらの運転となります。
また歩行者の立場ですと、すごいスピードで歩道を疾走してくる自転車に衝突される事故も多く起こっており、“自転車は車道を”という気持ちになります。
そして自動車のドライバーからすれば、イヤホンをして音楽などを聴きながら疾走する自転車や、原付バイクが2段階右折の交差点を、自動車と一緒に右折レーンに入る自転車、車道右側を逆走する自転車など、「近よりたくないな」とも思ってしまうような、いつ事故にあってもおかしくない走行をされている人も日常的に目にします。

新聞で警察庁局長の、「スピードを出すひと以外は、原則徐行で従来どおり歩道走行で構わない。スピードを楽しみたい方は、車道を」というコメントを目にしました。
“なんともあいまいな”という第一印象でしたが、これが現状をあらわしているんだな、と思い直しました。ルールや環境が整備されていない現状では、より“マナー”が大切だということです。自転車の運転者ばかりでなく、自動車ドライバーや歩行者も然り・・・だと思いますがいかがでしょうか。
「子は親を見て育つ」、まして、「こどもを守る」小児科医、いまいちど胸に手を当てて、自分の運転を振り返ることに・・・(痛てて、胸が痛む・・・)。

2011年11月28日月曜日

12月17日(土)「すくすくの日」 13:30~14:30 みんなのおうち

日頃より、『みんなのおうち』をご利用いただきありがとうございます。

親子で参加していただけるイベントのご案内です。
10月より、毎月1回、親子で遊んだり、お母さん同士の交流の場として過ごしていただく、『すくすくの日』をスタートしました。先日行われた第2回も、赤ちゃんとパパママの笑顔がたくさん見られ、楽しい時間となりました。

◆第3回 12月17日(土) 13:30~14:30    ※対象年齢 0~1歳
      『スキンシップを楽しもう』

ママの優しさが伝わるベビーマッサージや、楽しい遊びをいくつかご紹介します。
月齢の近いお友だちとも仲良くなれるチャンス!!
楽しくお話したり、遊んだりして交流を深めましょう。お気軽にご参加ください。
次回は、ペットボトルのおもちゃ作りもします。クリスマスプレゼントにどうぞ!

※持ち物・・・バスタオル1枚、オイル(ベビーオイル等、普段使っているもの)  
※参加費無料
※定員先着4組  前日までにご予約ください。お待ちしています!!

2011年11月26日土曜日

第2回 “すくすくの日” を開催いたしました!

第2回 “すくすくの日” の今日は、2組の親子にご参加いただきました!
ベビーマッサージでは、ママやパパと触れ合って、赤ちゃん達はうれしさと気持ちよさでにこにこ笑顔。声を出したり、手足をいっぱい動かして喜んでいました。和やかな雰囲気の中、日頃の育児についての疑問や悩みを話せる時間も持つことができました。
来月もご参加をお待ちしています♪

2011年11月23日水曜日

12月6日(火)13:30-15:30.クリニック・みんなのおうちに遊びに来ませんか?

12月6日(火)13:00-16:00は、若木院長が目黒区の健診担当医のため休診時間となります。皆様には大変ご不便をおかけいたしますが、ご了承ください。
 さて、その休診時間を活用して、お留守番しているスタッフが予防接種のスケジュールや育児のあれこれ、身長・体重の計測などのご相談にのれたらと思います。
 13:30-15:30にお気軽にお越しください(事前の予約は不要です)。
ハーブティーを用意してお待ちしています。
みんなでアフタヌーンティーを楽しみながら一息つきませんか?♪♪

2011年11月21日月曜日

みんなのおうち『わくわくの日』 12月15日(木)

日頃より「みんなのおうち」をご利用いただき、ありがとうございます。

「みんなのおうち」では、毎月1回『わくわくの日』というイベントを開催しています。
先日11月17日(木)に行われた第2回では、こども達とじっくり絵の具あそびを楽しみました!
『わくわくの日』は、おやつ作りや工作、紙芝居等々、お預かりしている子どもたちがわくわく♪楽しめる活動を行っています。 

◆第3回は 12月15日(木)14:00~15:00  “スイートポテトをつくろう!”
      ※参加費無料・爪を短く切ってきてくださいね。)

通常通りご予約いただき、お預かり中に活動したいと思います。
参加をご希望の方は、14:00~15:00にかかる時間のご予約をおとりください。

ご質問等ありましたら「みんなのおうち」スタッフに直接お問い合わせください!
みなさまのご予約をお待ちしています。

 

2011年11月18日金曜日

12月休診日は、4,11,18,23,25です。

いつもクリニックのご利用ありがとうございます。
12月、1月の開院スケジュールについてお知らせいたします。


12月
  日  月  火  水  木  金  土
                1  2   3
  4  5   6     8  9  10
 11 12  13 14  15 16  17
 18 19  20 21  22 23  24
 25 26  27 28  29 30  31
 
     ・・・ 08:30~12:00(予防接種、健診は行いません)
     ・・・ 08:30~12:30、16:30~20:00
     ・・・ 休診日


1月
  日  月  火  水  木  金  土
  1   2   3  4   5    7
  8   9  10 11  12 13 14
 15  16  17 18  19 20 21
 22  23  24 25  26 27 28
 29  30  31

     ・・・ 08:30~12:00(予防接種、健診は行いません)
     ・・・ 08:30~12:30、16:30~20:00
     ・・・ 休診日

*年末は、12/31午前まで診療、年始は、1/3から診療いたします。


*「みんなのおうち」のご利用は、年末12/30まで。年始は1/3からとなります。また、12月・1月の水曜日はお預かりは行っておりません。ご了承のほどよろしくお願いします。

第4回小児領域勉強会のご案内(よく見られる病気について)

日頃よりクリニックおよび「みんなのおうち」のご利用ありがとうございます。

今回は、「お子さんによく見られる病気について」と題して行います。日頃よくみられる病気について、対処法などを勉強しましょう。
講師は、若木院長が務めます。お気軽にご参加ください。

保護者の方のみならず、保育園や幼稚園の職員のみなさまのご参加もお待ちしております。


日 時  平成23年12月4日 日曜日 午前10時~1

    場 所  目黒通りこどもクリニック・みんなのおうち

    参加費  無 料(電話でのご予約は必要です)。

    定 員  20名(先着順) *受付締切りは11月29日です。

    連絡先  03-6303-1091(代表)

今回は座学の講義形式となります。
お子さんもお預かりいたしますので、電話予約の際にお子さんのお名前・年齢などもお伝えください。

2011年11月16日水曜日

糖尿病患者が世界で3億人を突破。

「世界で、糖尿病患者が3億人を突破した」という記事がありました。糖尿病には、いくつかのタイプがあり、このうち肥満やメタボリックシンドロームと関係が深いのが2型糖尿病で、生活習慣(食事・運動など)の改善を図ることが重要な治療の柱になります。

この2型糖尿病、近年では小児でも増加しています。肥満や肥満傾向の児童が増加していることとも深く関係しています。

食生活では、糖質や脂質のとり過ぎ、食事バランスの崩れが挙げられます。安価で高カロリーな食べ物(ジュース、インスタントラーメン、スナック菓子など)が氾濫(はんらん)している現代で、これらをまったくとらずに暮らすことはなかなか難しいことですが、保護者(親)がしっかり意識することで、摂取を減らし、バランスのよい食事に近づけることができると思います。

また肥満のある児童に対しては成人と同じように運動療法がすすめられますが、小児の場合、自覚症状がなく、将来の病気のリスクを言われてもピンとこないのではないでしょうか。からだを使った遊びをとおして、楽しさを実感することができたら「治療」ということを意識せずに継続できると思います。
そして、最も重要で効果的であると思われるひとつの方策は、幼少のころから運動習慣をつけていくということです。これまでにもお伝えしてきましたが、からだを使った遊びを家庭で楽しく行い、継続していくことで「運動しなさい」と言われなくても運動の習慣が自然に身に付いていくことが期待できます。

目黒通りこどもクリニックでは、「親子でいっしょに遊ぼう!!」を合言葉に「健やか親子教室」を開催しておりますので、次回開催の際には皆さんのご参加をお待ちしております。

2011年11月13日日曜日

こどもの運動習慣と健康③ こどもの動脈硬化と遊びの重要性

近年メタボリックシンドロームが動脈硬化を進行させる状態として注目を集めておりますが、メタボリックシンドロームは幼児にも存在し、メタボリックシンドロームの学童にエコー(超音波)検査をしますと早期の動脈硬化所見が認められます。
また、事故や戦争で亡くなった小児や若年者の病理学的(解剖学的)な別の検討では、たとえ小児であっても、メタボリックシンドロームの状態にあると動脈硬化の進行がみられるという事実が報告されています。

こうしたことから、多くは成人期に発症する急性心筋梗塞や脳梗塞などの心臓や脳の血管の病気を予防するためには、成人を対象としたアプローチ(指導や啓発活動など)のみでは不十分と考えられ、生活習慣が確立する途中にある小児期にアプローチする方がより有効である可能性が高いと考えられます。そして、一般学童を対象にした研究では、肥満や高脂血症に対し、運動習慣が好影響を与えることが認められています。

しかし、「小児期から運動する習慣を身につけましょう」という目標(課題)は、どのように実践していくか、という困難さも併せ持っています。実際に、幼児や学童に運動をさせましょうといっても、こども達はなかなか行いませんね。こどもの運動は“遊び”の中にこそあります。また、こどもの興味は短い時間でころころと変化しますので、そのこどもに合わせつつ、一緒にからだを動かして“遊ぶ”ということが大切です。
運動習慣を身につけるには継続することが重要ですが、それには楽しくないと続かないわけで、そこにこそ遊びの重要性があると思います。

今回、当クリニックでの第一回「健やか親子教室」は、親子一緒での遊びをとおして、幼少のころから運動習慣をつけることで丈夫なからだをつくり、怪我や疾病の予防につなげ、また生涯を通じての運動習慣の基礎になってほしい、と考えて企画いたしました。今後も体育の先生方と連携をとりながら継続していきたいと思いますので、ご家族みなさんでご参加してみてください。

2011年11月11日金曜日

こどもの運動習慣と健康② こどもの肥満

②では、こどもの肥満について、どういったことが肥満と関係しているか、昔のこどもとくらべて肥満は増えているのか、などをご紹介していきます。

こどもの肥満の発症する主な原因は、基本的に成人と同じであると考えられます。エネルギーのとり過ぎと消費の低下です。これに生まれつきの要素(遺伝的要因)と生活習慣を中心とした環境的な要因が関係しています。

①こどもに特徴的な発症原因について近年分かってきたこととしては、出生体重の低い児において、将来の肥満や高血圧、高脂血症、2型糖尿病にかかってしまう確率が、そうでない児に比べ高いことが多くの研究で報告されています。これは「胎児期プログラミング」と呼ばれ、赤ちゃんがお母さんのおなかにいる時期(胎児期)に栄養が乏しいなどの異常な環境に対応するようにプログラムされることで、その結果として将来の肥満などになりやすくなるということが推測されています。

②肥満小児の家系内には肥満者が多く、特に母親とこどもの肥満の関連が強いことが報告されています。また、ふたご(双生児)についての研究では、一緒に暮らしていても、離れて暮らしていても、体格(肥満)の目安をあらわす数値の関係が強いことが示されております。つまり小児肥満の発症には生まれつきの要素(遺伝的要因)が大きく関係していることが示唆されるわけです。

そして成人と同様に小児においても、肥満は高血圧や高脂血症、動脈硬化の発症と関係する重要な要素(危険因子:リスクファクター)です。また、小児肥満が成人肥満に移行することについては、7歳時に肥満であった40%、思春期以降の肥満の70~80%が成人期の肥満に移行するとされています。

また、文部科学省の報告では、日本のこどもの体力レベルは年々低下し、身体活動の低下や脂肪・糖質の過剰摂取(とり過ぎ)によって肥満傾向の児は増加・高度化しているということです。小中学生を対象とした研究調査では、1970年から2000年までの30年間に、肥満傾向の児は、2~3倍に増加しているとのことです。

次回は、こどもの動脈硬化についてと運動習慣の重要性についてご紹介したいと思います。

(*本稿は、臨床スポーツ医学誌、日本臨床スポーツ医学会誌に岡田知雄先生、徳村光昭先生、原光彦先生が書かれた論文を参考・引用させていただきました。)

2011年11月10日木曜日

RSウイルス感染症について。

今年は、冬場に流行するRSウイルス感染症が、例年に比べ早期から増加していると報告されました。
少し耳慣れないウイルスではありますが、我々小児科医を毎年悩ます呼吸器感染(上気道炎や気管支炎・肺炎)を引き起こすウイルスです。

症状としては、鼻汁・咳嗽といった上気道の症状から始まることが多いです。また乳幼児で喘鳴(ぜーぜー)や呼吸数の増加などを認める場合には注意が必要です。

このウイルスは、生後1ヶ月前後のお子さんでもかかってしまうような感染力の強いウイルスです。ご兄弟姉妹やご両親が“鼻かぜ”程度であっても、乳児には症状が強く出ることもありますので、ご家族みんなで手洗い・うがいをしっかり行いましょう。

そして、“かぜ”として経過していても、徐々に症状が変化(悪化)する場合もあります。お子さんの呼吸の様子や哺乳力、平穏に眠れているか、などを観察しましょう。呼吸状態が悪化する場合には、夜間でも受診が必要になることがあります(当クリニックでは20時まで診療しておりますので、ご相談ください)。

2011年11月9日水曜日

12月休診日は、4,11,18,23,25です。

いつもクリニックのご利用ありがとうございます。
12月、1月の開院スケジュールについてお知らせいたします。


12月
  日  月  火  水  木  金  土
                1  2   3
  4  5   6     8  9  10
 11 12  13 14  15 16  17
 18 19  20 21  22 23  24
 25 26  27 28  29 30  31
 
     ・・・ 08:30~12:00(予防接種、健診は行いません)
     ・・・ 08:30~12:30、16:30~20:00
     ・・・ 休診日


1月
  日  月  火  水  木  金  土
  1   2   3  4   5    7
  8   9  10 11  12 13 14
 15  16  17 18  19 20 21
 22  23  24 25  26 27 28
 29  30  31

     ・・・ 08:30~12:00(予防接種、健診は行いません)
     ・・・ 08:30~12:30、16:30~20:00
     ・・・ 休診日

*年末は、12/31午前まで診療、年始は、1/3から診療いたします。


*「みんなのおうち」のご利用は、年末12/30まで。年始は1/3からとなります。また、12月・1月の水曜日はお預かりは行っておりません。ご了承のほどよろしくお願いします。

第4回小児領域勉強会のご案内(よく見られる病気について)

 日頃よりクリニックおよび「みんなのおうち」のご利用ありがとうございます。

今回は、「お子さんによく見られる病気について」と題して行います。日頃よくみられる病気について、対処法などを勉強しましょう。
講師は、若木院長が務めます。お気軽にご参加ください。

保護者の方のみならず、保育園や幼稚園の職員のみなさまのご参加もお待ちしております。


日 時  平成23年12月4日 日曜日 午前10時~1

    場 所  目黒通りこどもクリニック・みんなのおうち

    参加費  無 料(電話でのご予約は必要です)。

    定 員  20名(先着順) *受付締切りは11月29日です。

    連絡先  03-6303-1091(代表)

今回は座学の講義形式となります。
お子さんもお預かりいたしますので、電話予約の際にお子さんのお名前・年齢などもお伝えください。

2011年11月8日火曜日

遊びとからだの発育発達

昨夜のNHKの News webに「園児の体重の増え方 4分の1に」という記事が載っていました。郡山で開院されている同門の菊池信太郎医師のお話が紹介されておりました。

郡山市内の幼稚園児の体重増加が、昨年に比べ4分の1となっており、原発事故で外遊びができず、食事摂取量が減少したためではないか、と推論されていて、今後の追跡調査が重要との見解でした。

「からだを動かして遊ぶ」ことの重要性は体育領域はもとより、小児科領域でも指摘されています。

今回このようなNHKからの報道がありましたが、「からだを動かして遊ぶ」大切さはどこの地域でも一緒です。目黒通りこどもクリニックでも、親子でからだをつかって一緒に遊ぼう、というコンセプトで第1回の親子教室を11月6日に開催いたしました。昨日のお知らせブログでもご紹介いたしましたが、一緒にからだをつかって遊んで、親がにこにこ。それを見て感じて、こどももにこにこ。楽しく遊んで体力づくりをしつつ、運動の習慣も身についていくのだと思います。

健康なときから病気のときまで、継続してこども達とご家族をサポートしていきます!

*NHKの記事へは下記からアクセスできます。
http://www3.nhk.or.jp/news/

2011年11月7日月曜日

こどもの運動習慣と健康① 第1回「健やか親子教室」を開催いたしました!

こどもの体力低下・運動不足、食の米国化、こどものメタボ、若年性の心筋梗塞、・・・とこども達の生活習慣や健康に関して警鐘を鳴らす言葉をよく目にする昨今であります。
これから3回にわたり「こどもの運動習慣と健康」と題して、こどもの肥満や動脈硬化の危険性、運動習慣の重要性についてご紹介していきたいと思います。初回は、11月6日に行いました「健やか親子教室」のご報告をさせていただきます。 

今回、渋谷の青山にあります「こどもの城」体育事業部から井口恵子先生をお招きして、「健やか親子教室」を開催致しました。目黒通りこどもクリニック(小児科)と体育がコラボレーションして行う記念すべき第1回の教室にご参加いただいた皆さまにはスタッフ一同感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

会場である「みんなのおうち」の窓全体がくもってしまうほどの熱気で、こども達だけでなく親御さんも楽しく行っていただけたと思います。また体力づくりにもなるメニューも組み込まれていて、週明けの筋肉痛が心配になりました・・・。

井口先生が「一緒になってからだを動かして楽しく遊び、親がにこにこ⇒こどももにこにこ、となると楽しく自然に運動の習慣が身に付いていく」とおっしゃっていたのが印象的でした。

「運動しなさい」と言ったって、こどもは楽しくなければ継続できません。まさにこどもの運動習慣は遊びの中にこそある!と言えると思います。そして、その導入部分は親子で一緒に遊ぶこと、だと思います。教室の際にもお話しましたが、今回のみで終わらず、ご自宅でお子さんと一緒に楽しく継続していっていただきたいと思います。

次回は、こどもの肥満について、どういったことが肥満と関係しているのか、昔のこども達とくらべて肥満は増えているのか、といったことをご紹介したいと思います。

2011年11月4日金曜日

「みんなのおうち」キャンペーン終了のお知らせ

ご好評をいただきましたOPEN記念キャンペーンは、10月末日をもちまして終了いたしました。たくさんの方にご登録・ご利用いただき、大変感謝しております。どうも有難うございました!

キャンペーンは終了となりましたが、いつでも新たなご登録をお待ちしております。お知り合いの方でお子様の預け先を探しているような方がおいでになりましたらどうぞお話しください!!

ご登録には実際のご利用前に「みんなのおうち」にお越しいただき、面談をしていただく必要があります。面談のご予約はお電話で受け付けております。
予約専用電話 03-6303-1093

また、ご希望であれば見学することもできますので、いつでもいらしてください♪

2011年10月31日月曜日

11月26日(土) 「すくすくの日」 13:30~14:30 みんなのおうち

日頃より、『みんなのおうち』をご利用いただきありがとうございます。

親子で参加していただけるイベントのご案内です。
10月より、毎月1回、親子で遊んだり、お母さん同士の交流の場として過ごしていただく、『すくすくの日』をスタートしました。先日29日(土)に第1回が行われ、和やかな親子交流の会となりました。

◆第2回 11月26日(土) 13:30~14:30    ※対象年齢 0~1歳
      『スキンシップを楽しもう』

ママの優しさが伝わるベビーマッサージや、楽しい遊びをいくつかご紹介します。
月齢の近いお友だちとも仲良くなれるチャンス!!
楽しくお話したり、遊んだりして交流を深めましょう。お気軽にご参加ください。

※持ち物・・・バスタオル1枚、オイル(ベビーオイル等、普段使っているもの)  
※参加費無料
※定員先着4組  前日までにご予約ください。

2011年10月30日日曜日

12月、1月の開院スケジュールについてお知らせいたします。

いつもクリニックのご利用ありがとうございます。
12月、1月の開院スケジュールについてお知らせいたします。


12月
  日  月  火  水  木  金  土
                1  2   3
  4  5   6     8  9  10
 11 12  13 14  15 16  17
 18 19  20 21  22 23  24
 25 26  27 28  29 30  31
 
     ・・・ 08:30~12:00(予防接種、健診は行いません)
     ・・・ 08:30~12:30、16:30~20:00
     ・・・ 休診日


1月
  日  月  火  水  木  金  土
  1   2   3  4   5    7
  8   9  10 11  12 13 14
 15  16  17 18  19 20 21
 22  23  24 25  26 27 28
 29  30  31

     ・・・ 08:30~12:00(予防接種、健診は行いません)
     ・・・ 08:30~12:30、16:30~20:00
     ・・・ 休診日

*年末は、12/31午前まで診療、年始は、1/3から診療いたします。


*「みんなのおうち」のご利用は、年末12/30まで。年始は1/3からとなります。また、12月・1月の水曜日はお預かりは行っておりません。ご了承のほどよろしくお願いします。

2011年10月28日金曜日

任意接種はいらない!?③

厚生労働省としては、定期接種にすることは、接種にかかる費用負担や健康被害の際の賠償金の支払いなどさまざまな責任が発生します。しかし任意接種のままであれば、「自己責任」での接種ですから費用の負担もなく、健康被害が生じた際の責任もほとんどとらなくてもいい、ということになります。

予防接種に関する啓発や健康教育をきちんと行わずに、実際に接種するかどうかの最終的な判断を国民に委ねるというのは、国や厚生労働省は無責任であるといわざるを得ないでしょう。

必要なワクチンが定期接種にされず任意接種のままであることは、現状のまま接種率が向上せず、VPDにかかって健康を損なう(後遺症や死亡も含めて)という点で国民の多大な不利益といえると思います。
また費用のことのみで考えても、任意接種を定期接種にすることでの国の負担増と、VPDにかかってしまうことで必要となる医療費はどちらが多いのでしょうか。

「ひとからもらわない・ひとにうつさない」というスタンスで地域、ひいては日本の予防接種率を向上させましょう。そして、VPDにかかってしまい、つらい思いをする子ども達やその家族が少しでも少なくなりますように。

参照:日経トレンディネット「任意接種は「受けなくていい」は間違い!日本の予防接種は“非公開・情報不足”だらけ?」 http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20101203/1033814/?ST=life&P=1

2011年10月25日火曜日

任意接種はいらない!?②定期接種と任意接種

定期接種と任意接種、みなさんはどういう認識をお持ちでしょうか。

定期接種は費用がかからない(国や自治体が負担してくれている)とか、任意接種は基本的に自費で結構高い、とか、定期接種はしなければならないもの、任意接種はしなくてもいいもの、などなど。
・・・実際のところはどうなんでしょうか。

定期接種については、母子手帳にも記載がありますが、任意接種については載っておらず国からの情報提供が少ないのが現状です。また定期接種は自治体が費用負担するため無料で受けられますが、任意接種は費用を自己負担しなければならず(自治体から助成がある場合もあります)、経済的な理由から接種を見合わせる場合もあるでしょう。

しかし、任意接種は不要(接種しなくてもいい)と考えるのは大きな間違いです(③に続く)。

2011年10月23日日曜日

「健やか親子教室」開催のお知らせ ~からだをつかって親子で遊ぼう!~

 お子さんと一緒にからだを動かして遊んでいますか? 
「遊び方がよく分からない」なんてこともありますね。いわゆるスポーツクラブなどで専門的な動きを教わる前に、まず親子で楽しくいろんな遊びをすることが大切だと思います! 

今回初めての試みですが、渋谷区青山にあります「こどもの城」の体育事業部から井口恵子先生をお招きして、お父さん・お母さんと一緒にからだを動かして遊ぶ教室を開催いたします。
まだ予約枠に余裕がございますので、お気軽にお申し込みください。

*今回はお子さんの対象年齢を 2歳・3歳 とさせていただきました。ご了承下さい。

*対象年齢のお子さん以外は、お預かりいたしますので 一緒にお越し下さい。


  日 時  平成23年11月6日 日曜日 午後1時30分~ (1クール 40分程度)

  対象年齢: 2歳・3歳          

  場 所  目黒通りこどもクリニック・みんなのおうち

  参加費  レクリエーション保険料 50円/名を頂戴します。

  定 員  15組(先着順) *受付締切 りは11日です。

  申込先  03-6303-1091(代表)

2011年10月22日土曜日

任意接種はいらない!?①感染症とVPD

10月に入り、インフルエンザワクチンの接種が開始になっております。今年度は、昨年と異なり任意接種に戻っているインフルエンザワクチンですが、この任意接種の重要性について再度掲載したいと思います。

予防接種には、定期接種(法定接種)と任意接種がありますが、任意接種は必要ない(接種しなくていい)と考えられる方は少なくありません。

しかし、ワクチンで予防する感染症そのものには、任意も定期もないとは思いませんか?
任意接種も定期接種と同様に非常に重要である、ということを3回に分けて書いていきたいと思います。

このことを考える際に、まず感染症の話からします。世界中には、細菌やウイルスなどによる感染症が非常に多く存在します。中にはワクチンがないために、有効な予防手段がなく、毎年何十万、何百万という命を奪っているマラリヤやデング熱のような感染症もあります。その中でワクチンが開発されている病気は少数派であり、これらのワクチンで防げる病気のことをVaccine Preventable Diseases (VPD) といいます。

VPDについては、「VPDを知って、子どもを守ろう。」の会のホームページに詳しく掲載されております。日本で任意接種に位置づけられている疾患には、冒頭のインフルエンザ、B型肝炎、ヒブ(インフルエンザ菌)感染症、肺炎球菌感染症、水痘、おたふく、子宮頸がん(ヒトパピローマウイルス感染症)など数多くあります。また乳幼児に重篤な症状をもたらすことがあるロタウイルス感染症(胃腸炎)のワクチンは国内では未承認です(日本小児科学会から厚生労働省に早期導入の要望書が提出されています)。

「知らなかった」ためにワクチンの接種をしなかったり、ワクチンの国内承認が遅いために接種できずに、VPDにかかってしまい命を落としたり後遺症が残ったりする方が実際にいらっしゃるわけです。
ヒブや肺炎球菌による髄膜炎・脳炎に限りませんが、実際の診療現場で無念さと悔しさを味わっている小児科医は数多いことと思います(②に続く)。

参照:「VPDを知って、子どもを守ろう。」の会のホームページ http://www.know-vpd.jp/index.php

2011年10月18日火曜日

みんなのおうち 『わくわくの日』 11月17日(木)

日頃より「みんなのおうち」をご利用いただき、ありがとうございます。

今月より毎月1回、 『わくわくの日』 というイベントが新しくスタートしました!!
先日10月13日(木)に第1回目が行われ、こども達とゼリー作りを楽しみました。
『わくわくの日』は、おやつ作りや工作、紙芝居等々、お預かりしている子どもたちがわくわく♪楽しめる活動を行っています。 

◆第2回は 11月17日(木)14:00~  “絵の具であそぼう!”
      ※参加費無料・汚れても構わない服装できてください。)

通常通りご予約いただき、お預かり中に活動したいと思います。
参加をご希望の方は、14:00~15:00にかかる時間のご予約をおとりください。
ご質問等ありましたら「みんなのおうち」スタッフに直接お問い合わせください!
ご予約お待ちしています。

12月、1月の開院スケジュールについてお知らせいたします。

いつもクリニックのご利用ありがとうございます。

12月以降の開院スケジュールについてお知らせいたします。

1212月は、若木院長が目黒区の健診に臨時出張に出てしまい、みなさまにご迷惑をおかけすることがあります。大変申し訳ありませんが、ご了承いただきますようお願いいたします。
臨時出張日:126日(火)、110日(火)、214日(火)。
 (いずれも13時~16時まで診察をお休みさせていただきます)
その代わり12月1月の期間、毎週水曜日の午前中(受付は12時まで)を臨時に開院いたします。どうぞご利用ください。

*なお、臨時開院日は、予防接種・健診および「みんなのおうち」のご利用は受付けておりませんので、ご理解のほどどうぞよろしくお願いいたします。

【年末年始のスケジュール】

12月は31日午前中まで診療いたします(受付は12時まで)。
1月は、3日より通常診療を開始いたします。
* 17日土曜日は、休診とさせていただきます。
*「みんなのおうち」は、年内は1230日まで、年始は13日から通常どおりお預かりいたします。

2011年10月16日日曜日

みんなのおうち 10月いっぱいのお得なキャンペーンのお知らせ!

「みんなのおうち」は、目黒通りこどもクリニック開院記念としまして、大変お得なキャンペーンを実施致しております。
10月1日から10月31日までにご登録いただいた方を対象に、
①登録料5,000円OFF  (15,000円→→10,000円) 
②ご利用5時間分無料(有効期限 2011年12月30日)  とさせていただきます。

ぜひこのお得な機会をお見逃しなく!!!

興味をもたれているお知り合いの方がいらっしゃいましたら是非お声かけください!
※1回目のご利用は体験としてもご利用いただけます。(利用料1,000円/時間)この場合は、2回目のご利用を登録日とし、登録料をお支払いいただきます。

登録や実際のご利用には、一度お越しいただき、面談をしていただくことが必要となります。お電話でご予約ください。
予約専用電話 03-6303-1093
まずは見学だけでも結構です。お気軽にお越しください。

2011年10月15日土曜日

インフルエンザ予防接種を開始しております!!!

平成23年度のインフルエンザ予防接種を開始しております。
今年度は、年齢によるワクチン接種量がこれまでと異なっております。

・6ヶ月以上3歳未満のお子さんは、1回0.25ml接種、2回の接種が推奨されます。

・3歳以上13歳未満のお子さんは、1回0.5ml接種、2回の接種が推奨されます。

・13歳以上では、1回 0.5ml接種で、原則 1回接種です。

* 6ヶ月未満のお子さんにつきましては、ワクチン接種による感染予防の有効性が示されていないことから積極的な接種はお薦めしておりません。周囲の方々が予防接種をすること、手洗い・うがいなど感染予防を実践することが重要とされています。

* お子さんだけでなく、親御さんもいっしょに接種いたします。ご予約の際にお申し付け下さい

* 当クリニックでは、「ワクチンで防げる病気(VPD:Vaccine Preventable Diseases)は、積極的なワクチン接種で予防しましょう!」という方針を掲げております。お子さん達にあまねく接種していただきたいという思いでおります。


インフルエンザワクチン接種料金   2500円
* 当院で2回接種されるお子さんは、2回目を2000円とさせて頂きます。

予約はお電話あるいはクリニック窓口で受付けております。
ワクチンの確実な確保を行うため、原則として、接種の前日までの診療時間内(8時30分~20時)にご予約いただけますよう、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

「健やか親子教室」開催のお知らせ ~からだをつかって親子で遊ぼう!~

お子さんと一緒にからだを動かして遊んでいますか? 
「遊び方がよく分からない」なんてこともありますね。いわゆるスポーツクラブなどで専門的な動きを教わる前に、まず親子で楽しくいろんな遊びをすることが大切だと思います! 

今回初めての試みですが、渋谷区青山にあります「こどもの城」の体育事業部から井口恵子先生をお招きして、お父さん・お母さんと一緒にからだを動かして遊ぶ教室を開催いたします。
まだ予約枠に余裕がございますので、お気軽にお申し込みください。

*今回はお子さんの対象年齢を 2歳・3歳 とさせていただきました。ご了承下さい。

*対象年齢のお子さん以外は、お預かりいたしますので 一緒にお越し下さい。


  日 時  平成23年11月6日 日曜日 午後1時30分~ (1クール 40分程度)

  対象年齢: 2歳・3歳          

  場 所  目黒通りこどもクリニック・みんなのおうち

  参加費  レクリエーション保険料 50円/名を頂戴します。

  定 員  15組(先着順) *受付締切 りは11日です。

  申込先  03-6303-1091(代表)

2011年10月14日金曜日

インフルエンザ予防接種予診票のダウンロードができます。

 日頃より、クリニックおよび“みんなのおうち”のご利用ありがとうございます。

当クリニックでは、インフルエンザワクチンの接種を開始しております。今年度は任意接種となっているため、クリニックにいらしてから予診票を記入していただいている方が多い状況です。

予診票は、あらかじめご自宅でご記入していただきますとクリニックにいらしてからの記入の必要がなくなります(検温はクリニックで行います)。今回、下記に厚生労働省ホームページに掲載されている「予防接種予診票」をリンクいたしましたので、どうぞご活用ください。

リンク先: http://www.mhlw.go.jp/topics/bcg/tp1107-1d.html

*中ほどにあります「様式第二」をご利用ください。

【重要】目黒区の方へ。乳幼児健診のご案内(再掲)。

日頃よりクリニックおよび「みんなのおうち」のご利用ありがとうございます。

当クリニックでは、目黒区から案内されます各種の乳幼児健診は、すべて受けることができます。

クリニックの開始が本年6月であったことから、目黒区からのご案内に添付されている健診施行施設の一覧からもれている場合がございます。

目黒区には、早急に改訂するよう依頼しております。
健診や予防接種も含め、お気軽にご相談いただければと思います。

2011年10月13日木曜日

おねしょ(夜尿)について。

 今回は、第3回の小児領域勉強会でお話した「おねしょの話」について一部ご紹介したいと思います。いわゆる「おねしょ」は夜尿(やにょう)症と呼ばれます。昼間の「おもらし」は尿失禁、昼夜ともにみられる場合を遺尿(いにょう)症に分けられます。勉強会では、夜尿症についてお話いたしました。

大部分のお子さんが5歳までに昼夜の排尿のコントロールがつくようになります。夜尿は、5歳以降で1ヶ月に2回以上みられるものを指します。夜尿症の頻度としては、5歳で15%、小学校入学時で12%、15歳で1%です。しかし、夜尿といってもいろいろなタイプがあり、お子さんごとによくお話をうかがうことが大切になってきます。
ポイントとしては、
・まず夜尿のみかどうか?(お話をよくうかがうと昼間も認めて遺尿症ということもあります)
・夜尿の頻度や昼間の排尿の間隔はどうか?
・尿意を感じているかどうか?
・尿路感染症(腎盂腎炎や膀胱炎など)の既往はあるか?
・慢性的な便秘があるかどうか?
・水分摂取の量、1日の尿量はどのくらいか?
などが挙げられます。

一般的な指導としては、
・夕方から夜にかけての水分摂取量を控える。
・就寝前には排尿し、膀胱をからっぽにする。
・塩分を控えめにする(塩はからだの中で水をひきつけるため)。
・慢性的な便秘がある場合にはその改善を図る。
・夜尿をして覚醒した際には、濡らしてしまった下着やシーツの下洗いは本人に行わせるようにする(これは教科書的ではありませんが、処理させることで「無意識下に意識させる」ということを目的にお話しています。決して夜尿に対する罰則という考え方ではありませんので、叱ったりすることがないようにしましょう)。
などが挙げられます。

治療の介入は、通常小学校に入ってからが多いのですが、これは高学年に宿泊学習などが行われることから、「その前に」と病院を訪れることが多いことも関連しているようです。
一般的に挙げられる治療法としては、アラーム療法・抗利尿ホルモン療法、抗コリン剤の内服治療、鍼治療などが挙げられます。夜尿の様子や昼間の排尿習慣、本人の気持ち(心構え)や家族のサポート体制などを考慮して、治療法を選択します。

なかなか相談できずに悩まれている本人・ご家族もいらっしゃいますし、「昼間のおもらし」がみられる場合には、より専門性の高い小児泌尿器科に相談が必要になる場合もあります。もし気になるような際にはクリニックの方にご相談いただければと思います。

2011年10月11日火曜日

スポルテ目黒に感謝!

目黒区には、「スポルテ目黒」というNPO法人があります。総合型地域スポーツクラブで、こどもの体操教室やフットサル教室なども開催してくださっています。

今回抽選に当たり、初めて体操教室に娘が参加させていただいています。最初は緊張していましたが、今では楽しみであるらしく積極的に参加しています。
参加しているお子さんたちを見ていると、ほんとにいろんなお子さんがいて、つい笑み(苦笑も??)がこぼれます。コーチの先生にちょっかいを出し続けている子、なかなかじっとしていられない子、じーっとみんなの行動を見ている子・・・などなど。
でもコーチの試技を見る眼は真剣そのもの。程度の差はあるものの、最初の回から比べるとどのお子さんも上達しているのが分かります。

できれば碑文谷体育館に来たときだけでなく、コーチの指導法や声のかけ方など参考にして、各人がご自宅で親御さんも一緒に実践すると、さらに上達するんだろうなーと思って拝見しております。
(コーチのみなさんのハイテンションも重要で、ああやって子ども達を “乗せて” いくんだな、と頭が下がる思いです)

2011年10月9日日曜日

スポーツの秋ですが、喘息も出やすくなる季節です。

めっきり涼しくなり、朝方はお布団を引き寄せてしまう季節となってまいりました。運動会やスポーツイベントも多く開催されますね。

しかし、季節の変わり目は喘息発作も出やすい時期でもあります。風邪をひいて喘息が悪くなる(発作が出てしまう)お子さんも多いかと思います。本人たちにお願いしたいのは、手洗い・うがいをしっかり行って、なるべく風邪をひかないようにすること。これがまず第一ですね。

それから運動誘発喘息という概念もあります。運動をすることで誘発される喘息発作で、運動中や運動後5~10分程度で喘鳴や呼吸困難が起こることがあります。ほとんどの場合は特に治療しなくとも20~30分後には回復します。運動することで呼吸回数が多くなり、気管の温度が下がったり水分が失われるためと考えられています。
この季節で運動中に冷たい風を吸い込むことで誘発される場合もあるかもしれません。これまでにこのような発作を起こしたことがあるお子さんには予防対策も考慮したいですね。

また、親御さんを含めた周囲の大人の喫煙も喘息の悪化要因のひとつです。
喘息発作が誘発される要因が多いこの季節ですから、お子さん達の良いパフォーマンスを観て楽しむためにも、大人の禁煙も重要なのです!!

2011年10月7日金曜日

インフルエンザへの対策。

 先日、山口県の幼稚園でインフルエンザによる今季初めての学級閉鎖が報告されました。まだ各地での流行は報告されてはおりませんが、今後の動向に注意が必要です。

また感染予防の対策としては、さまざまなところで目にすると思いますが、いくつか要点を挙げたいと思います。
①体調をととのえること
・栄養や休養をしっかりととり、ウイルスに負けないからだ作りを心がけましょう。「ちょっと具合が・・・」という時には、できる範囲で積極的に“寝る”ことをお薦めします。
②日常生活での対策
・乾燥を防ぎ、湿度を保ちましょう。ウイルスは低温・低湿度を好みますので、加湿器や干し物を利用して湿度を保つように心がけます。
・手洗い・うがいの励行:これはみなさんご存知ですが、繰り返し行うことが大切です。普段の外来診療では、「うがいは、1日4-5回はやってね」、とお子さんに声をかけるようにしています。
・その他には、マスクの着用や人ごみを避けることなどが挙げられます。
③ワクチン接種による予防
“インフルエンザワクチンを接種したのにかかってしまった”ということは残念ながらありますね。しかし、だからといって接種しない、というのは早計です。インフルエンザワクチンの予防効果は、高齢者においては、約45%の発病を阻止し、約80%の死亡を阻止する効果があるとされていますし、ワクチン接種の目的として、感染予防・発病予防の他にも、重症化予防や蔓延(まんえん)の予防といったことが挙げられます。

③のワクチン接種についていえば、対象の年齢のお子さんは積極的に接種するようにし、6ヶ月未満のお子さんをお持ちの親御さんは、ご自身が罹患してご家庭に持ち込むことがないように接種することが薦められます(もちろん手洗い・うがいなど日常生活の予防対策が重要なのは言うまでもありません)。

2011年10月5日水曜日

第3回勉強会から ~乳幼児の包茎は“むく”方がいいの?~

10月2日に行いました第3回勉強会では、「おちんちんの話・おねしょの話」と題して、普段の診療でお母さん方からご質問の多いことがらについてお話しました。
中でも、乳幼児の包茎について、「どう対処したらいいか分からない」という声が多く、この部分は旦那さんに聞いても「分からない」ということが多いようでした。

勉強会では、①乳幼児はみんな包茎である、②むき過ぎに注意しましょう、というお話をいたしました。
実際の治療対象としては、包茎が強いために、①亀頭包皮炎を起こしやすい、②排尿時にバルーニング(包茎が強く、尿が包皮内側にたまってバルーンのようになってからだらだらと排尿する状態)を起こす場合、③尿路感染症(腎盂腎炎)を起こす場合、ということが挙げられます。

また包皮をむき過ぎたり、亀頭を洗いすぎたりすることで、粘膜である亀頭表面が乾いて硬くなってしまい、逆に排尿障害を起こすという例もあるようです。

しかし、乳幼児健診などで担当の先生から「むいてくださいね」と言われ、「どうやって?」「どのくらい?」と思うこともしばしばあるようです。
やはり、お子さんひとりひとりで排尿の様子も異なりますし、どの程度むくべきか、ということも様々です。上に書いたようなことがご参考になれば幸いですが、気になるようであれば、クリニックの方にもお気軽にご相談にお越し下さい。

2011年10月4日火曜日

第3回小児領域勉強会へのご参加ありがとうございました!

 日頃からクリニックならびに「みんなのおうち」のご利用ありがとうございます。
10月2日の日曜日は、第3回の小児領域勉強会を開催いたしました。お忙しい中、ご参加いただいたみなさまに御礼申し上げます。

今回は、「おちんちんの話・おねしょの話」と題しまして開催いたしました。ご参加の希望をたくさん頂戴し、スタッフ一同嬉しく思っております。また定員を超過してしまい、ご参加いただけなかったみなさまには深くお詫び申し上げます。もし、お子さんのおちんちんの状態が気になる方は、クリニックの方にお気軽にご相談にいらしてください。
また今回みなさまの熱心なご参加・ご質問から、関心が非常に高いテーマであると改めて認識いたしました。今後、同テーマでの開催も計画いたしますので、その際には是非ご参加いただければと思います。

11月は少し趣向を変え、若木院長が10年来交流のある「こどもの城体育事業部」から先生をお招きして、「親子でいっしょに遊ぼう」をテーマに、2・3歳のお子さんを対象として健やか親子教室を開催いたします。

ご連絡をお待ちしております!!!

2011年10月3日月曜日

これからの季節に。スキンケアをしましょう。

本格的な秋の到来とともに、お肌が乾燥しやすい時期にもなってきました。クリニックの診察室においても、“冬場は乾燥しやすいですかね”なんていう会話も出ています。

乾燥に対するスキンケアで重要なのは、第一に保湿です。お風呂上りの早い時間に、保湿剤をしっかりと塗りましょう。現在多く用いられているものは、ヒルドイド(クリーム、ローション)でしょうか。プロペトやワセリンは“べとべとしてちょっと・・・”という方もいらっしゃいますが、我が家ではよく使用しています(ソファーなどにつくことには目をつむり・・・)。

その他、毎日の入浴(石鹸などで汚れを良く落とす・こすりすぎない・石鹸はよく洗い流す)や室内の清潔、洗濯洗剤はよくすすぐ(柔軟剤が刺激になることも)、爪を良く切る、といった生活の注意点も挙げられます。

アトピー性皮膚炎をお持ちのお子さんや“乾燥肌”のお子さんに限りません。皮膚はからだを守る“バリヤー”ですから、日頃からのスキンケアを大切にし、継続して行っていきましょう!
具体的なご相談などありましたら、クリニックの方にお気軽にお越し下さい。

2011年10月2日日曜日

望ましい小児の生活スタイルとは。睡眠と朝食の重要性。

新聞記事に「親の睡眠不足で子どもが肥満?」という調査結果が掲載されていました。調査では、親が不眠気味だと、子どもが「就寝時間が遅い・寝坊が多い」、「食べすぎが多い・肥満気味」という結果であったとのこと。
「親の影響で子どもも就寝時間が遅くなっていることが寝不足につながる」と分析されていました。

親御さんの睡眠不足が、直接的に子どもの肥満につながるわけではないと考えられますが、子どもの就寝時間が遅くなることは、朝寝坊やそれに伴う朝食の不十分な摂取(あるいは欠食)にもつながります。また朝食摂取が不十分だと、日中の活動に集中できないことや運動や遊びの不足にもつながります。
“疲れきって早寝する”ことが少なければ、就寝時間が遅くなることにもなり、それに加え夜食などを摂ったりしますと、余分なカロリー摂取から肥満になりやすく、また朝は“お腹がすいていない”と不十分な朝食摂取・・・というように悪循環に陥ることも予想されます。
また、「朝食欠食の児童は、その後肥満になりやすい」という別の研究結果もあります。

一概には言えないことではありますが、睡眠や食事という健康的な生活を送るための“柱”とも言うべき大切なことがらについて、今一度見直してみましょう。

2011年10月1日土曜日

みんなのおうち お得な登録キャンペーンのお知らせ

「みんなのおうち」は、目黒通りこどもクリニック開院記念としまして、大変お得なキャンペーンを実施致しております。
本日10月1日から10月31日までにご登録いただいた方を対象に、
①登録料5,000円OFF  (15,000円→→10,000円) 
②ご利用5時間分無料(有効期限 2011年12月30日)  とさせていただきます。

ぜひこのお得な機会をお見逃しなく!!!

興味をもたれているお知り合いの方がいらっしゃいましたら是非お声かけください!
※1回目のご利用は体験としてもご利用いただけます。(利用料1,000円/時間)この場合は、2回目のご利用を登録日とし、登録料をお支払いいただきます。

登録や実際のご利用には、一度お越しいただき、面談をしていただくことが必要となります。お電話でご予約ください。
予約専用電話 03-6303-1093
まずは見学だけでも結構です。お気軽にお越しください。

勝手ながら、クリニック・「みんなのおうち」は10月6日(木)~10日(月)にお休みを頂戴いたします。代替日としまして、10月12日(水)はご利用いただけます。ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

2011年9月30日金曜日

クリニックの10月および年末年始の休診のお知らせ。

日頃より、クリニックならびにみんなのおうちのご利用ありがとうございます。
爽やかな秋風が気持ちの良い時期ではありますが、朝方などは冷え込みます。お子さんの寝具には気を配りましょう。また手洗い・うがいをご家族みんなでやっていきましょう。

クリニック・みんなのおうちの10月および年末年始の臨時の休診日についてお知らせいたします。

・休診:    10月 6木曜~8土曜
*代替として、10月12日水曜 8時30分~20時で診療いたしております。        みんなのおうちもご利用できますのでご連絡お待ちしております! 

・年末年始: 年末は 12月31日午前中まで診療いたします。
         *みんなのおうちは、12月30日までご利用できます!

        年始は 1月3日から通常どおり診療開始いたします。
         *1月7日土曜は休診とさせていただきます。
       
10月の休診では、みなさまにご迷惑をおかけいたしますが、ご了承のほど宜しくお願いします。

2011年9月29日木曜日

RSウイルス感染症について。

 今年は、冬場に流行するRSウイルス感染症が、例年に比べ早期から増加していると報告されました。
少し耳慣れないウイルスではありますが、我々小児科医を毎年悩ます呼吸器感染(上気道炎や気管支炎・肺炎)を引き起こすウイルスです。

症状としては、鼻汁・咳嗽といった上気道の症状から始まることが多いです。また乳幼児で喘鳴(ぜーぜー)や呼吸数の増加などを認める場合には注意が必要です。

このウイルスは、生後1ヶ月前後のお子さんでもかかってしまうような感染力の強いウイルスです。ご兄弟姉妹やご両親が“鼻かぜ”程度であっても、乳児には症状が強く出ることもありますので、ご家族みんなで手洗い・うがいをしっかり行いましょう。

そして、“かぜ”として経過していても、徐々に症状が変化(悪化)する場合もあります。お子さんの呼吸の様子や哺乳力、平穏に眠れているか、などを観察しましょう。呼吸状態が悪化する場合には、夜間でも受診が必要になることがあります(当クリニックでは20時まで診療しておりますので、ご相談ください)。

2011年9月28日水曜日

10月以降の予防接種・乳幼児健診の実施時間について。

日頃より、目黒通りこどもクリニックならびにみんなのおうちのご利用ありがとうございます。

夏場は、日中の暑い時間帯を避け、午前や夕方にご案内している予防接種・乳幼児健診ですが、秋になり発熱や感染症のお子さんの受診も増えてくることが予想されますので、

10月以降、予防接種はインフルエンザワクチンも含め 15時台、乳幼児健診は 14時台 を中心にご案内させていただく方針です。

* 当クリニックでは、他のお子さんと接触する時間を短くするため完全予約制をとっております。院内で感染する可能性は低いと思われますが、今回の時間設定は、よりその可能性を低くするためのものです。

* しかし、「どうしても、午前中でないとクリニックに行けない」といった御事情・御希望もあるかと思いますので、その際はご相談ください。

* 予防接種のご予約は、ワクチンの確実な確保を考慮し、前日までにご予約いただければと思います。

2011年9月27日火曜日

インフルエンザワクチン接種の予約受付を開始いたします。

平成23年度のインフルエンザワクチン接種の予約受付を開始いたします。
今年度は、年齢によるワクチン接種量がこれまでと異なっております。

・6ヶ月以上3歳未満のお子さんは、1回0.25ml接種、2回の接種が推奨されます。

・3歳以上13歳未満のお子さんは、1回0.5ml接種、2回の接種が推奨されます。

・13歳以上では、1回 0.5ml接種で、原則 1回接種です。

* 6ヶ月未満のお子さんにつきましては、ワクチン接種による感染予防の有効性が示されていないことから積極的な接種はお薦めしておりません。周囲の方々が予防接種をすること、手洗い・うがいなど感染予防を実践することが重要とされています。

* お子さんだけでなく、親御さんもいっしょに接種いたします。ご予約の際にお申し付け下さい

* 当クリニックでは、「ワクチンで防げる病気(VPD:Vaccine Preventable Diseases)は、積極的なワクチン接種で予防しましょう!」という方針を掲げております。お子さん達にあまねく接種していただきたいという思いでおります。


インフルエンザワクチン接種料金   2500円
* 当院で2回接種されるお子さんは、2回目を2000円とさせて頂きます。

予約はお電話あるいはクリニック窓口で受付けております。
ワクチンの確実な確保を行うため、原則として、接種の前日までの診療時間内(8時30分~20時)にご予約いただけますよう、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

2011年9月26日月曜日

10月29日(土)13:00~14:00  『すくすくの日』  みんなのおうち

日頃より、『みんなのおうち』をご利用いただきありがとうございます。

親子で参加していただけるイベントのご案内です。
10月より、毎月1回、親子で遊んだり、お母さん同士の交流の場として過ごしていただく、『すくすくの日』をスタートいたします。ぜひご参加ください!!

◆第1回 10月29日(土) 13:00~14:00    ※対象年齢 0~1歳
      『スキンシップを楽しもう』

 ママの優しさが伝わるベビーマッサージや、楽しい遊びをいくつかご紹介します。
月齢の近いお友だちとも仲良くなれるチャンス!!
楽しくお話したり、遊んだりして交流を深めましょう。お気軽にご参加ください。

※定員先着4組  前日までにご予約ください。

2011年9月20日火曜日

事故予防の話。自転車にも気をつけよう!

 昨今の自転車ブームの中、最近はルール・マナーを守らない自転車が多いことが気になります。自転車専用道路がほとんどないという問題はありますが、車道を走るのであれば、自動車・バイクと同様にルールを守ってほしいものです(当たり前過ぎて、書いていて奇異な感じがします)。

子どもを持つ親としては、通学中の道路横断に際し、右左折する自動車と同じくらい、自転車の信号無視が非常に恐ろしいです。青信号を渡る際に、疾走してくる信号無視の自転車に遭遇してしまったらと思うと、気が気ではありません。
9月19日昼間の番組の映像では、なんとブレーキを装着していない自転車がすごいスピードで疾走していました。信じ難い映像でした。。。

「青信号を渡るときでも、車や自転車に気を付けるんだぞ」と、お題目のようにお子さんに伝えてあげてください。

2011年9月16日金曜日

第3回小児領域勉強会のご案内(第2報)

 いつもクリニック・みんなのおうちのご利用ありがとうございます。

10月2日の 第3回小児領域勉強会には、たくさんのお申し込みをいただき誠にありがとうございます。

参加人数が多くなってまいりましたので、勉強会を2部構成に変更いたします(内容は同じです)。

第1部: 午前 10時00分~11時00分

第2部: 午前 11時30分~12時30分

本日(9月16日)以降にお申し込みいただいた方には、第2部のお時間をご案内する場合がございますので、ご了承下さい。

みんなのおうち 10月13日(木) 『わくわくの日』

いつも「みんなのおうち」をご利用いただき、ありがとうございます。

毎月1回、 『わくわくの日』 というイベントを新しく開催します!!
『わくわくの日』は、おやつ作りや工作、紙芝居等々、お預かりしている子どもたちがわくわく♪楽しめる活動を行います。 

◆第1回は 10月13日(木)10:00~ ゼリー作りです!  ※持ち物:スプーン

通常通りご予約いただき、お預かり中に活動したいと思います。
参加をご希望の方は、10:00~13:00にかかる時間のご予約をおとりください。

今後の『わくわくの日』開催日は、随時このホームページでお知らせしていきます。
「みんなのおうち」スタッフに直接お問い合わせいただいても結構です!
ご予約お待ちしています。

2011年9月15日木曜日

正しい熱中症の予防法

 今週はホントに暑いです。ニュースでも熱中症の報告がまた多くなっております。熱中症は高温ばかりでなく、湿度の高い状況(多湿)も関係します。このためスポーツ活動や労働従事中に、室内や体育館でも発症してしまうわけです。

 起こしてしまった場合の対応も大切ですが、起こさないように準備することも重要になります。

 まず大切なのは、体調管理です。睡眠不足やかぜをひいているなど万全の体調でないときには起こしやすくなるからです。次に水分や塩分の補給を十分に行うことが重要です。あらかじめしっかり補充し、スポーツや遊んでいる最中にもこまめに補います。いわゆるスポーツドリンクでも良いですし、味噌汁やスープといったものも塩分やミネラルが含まれおり適しています。最近では、塩分を多めに含んだ飴(塩飴)も市販されており、事前の補充や休憩中の補給に適しているものもあります。

 また指導者や保護者の立場として、気温によってはスポーツ活動などを一時中断し休息をとらせるようにする勇気も必要だと思います。

 それから屋外の活動においては、帽子を着用し、日焼け止めもしっかり使うようにします。使用により皮膚の保護ばかりでなく、体力の消耗をおさえることができます。

 乳幼児のお出かけには、あらかじめミルクや母乳、お茶などを十分飲ませるようにします。服装は通気性のよいものにします。ベビーカーについては、タオルにくるんだ保冷剤や氷嚢を準備したり、熱がこもらないように通気にも気を遣いましょう。

 最後は、おうちに帰ってからの対応です。家に戻ると元気そうでほっとしてしまいます。しかし、日中に体中が暑くなってしまって体内にこもって上がってしまった体温(深部体温という)をしっかり冷ます目的で、帰宅したらぬるめのシャワーやお風呂(少し冷たいと思うくらい)でさっぱりしつつ、体温をしっかり下げることはとっても効果的です。

2011年9月9日金曜日

「みんなのおうち」に親子で遊びにきませんか!?

「みんなのおうち」をもっと多くの方に知ってもらいたい、また、親子で遊べる場としてもご利用していただけたらと考え、下記の日程で見学会を行います。
お父さんお母さん、おじいちゃまおばあちゃまもどうぞご一緒に、お子様と遊びにいらっしゃいませんか!?

◆日時   9月17日(土)・24日(土) 
午前の部 10:00~11:00 /   午後の部 14:00~15:00

◆参加費   無料 

◆参加方法  お電話にて、ご予約を受け付けいたします。
                      予約専用電話  03-6303-1093

※ご予約は各日とも前日までにお申し込みください。
  
   ・お子様は、保護者の方と一緒にご参加ください。

   ・当施設の詳しい説明もさせていただきます。

・登録をご希望の場合は、そのまま面談もお受けしますので、母子手帳をご持参ください。
9月中までにご登録いただいた方は、開院記念としまして大変お得なキャンペーンを実施してい  
ます。是非この機会をお見逃しなく!!
①登録料5000円OFF  ②10時間利用料無料特典(有効期限2011.12.30)



多くの方のご参加をお待ちしております!!
尚、ご参加の組数に限りがありますので、なるべくお早めにお電話ください。
よろしくお願いいたします。








         

2011年9月8日木曜日

「みんなのおうち」お得な登録キャンペーン ご活用ください!

「みんなのおうち」は、目黒通りこどもクリニック開院記念としまして、大変お得なキャンペーンを実施致しております。
9月30日までにご登録いただいた方を対象に、
①登録料5,000円OFF  (15,000円→→10,000円) 
②ご利用10時間分無料(有効期限 2011年12月30日)   とさせていただいております。

どうぞこのお得な機会をお見逃しなく!!!

興味をもたれているお知り合い方がいらっしゃいましたら是非お声かけください!
※1回目のご利用は体験としてご利用いただきます。(利用料1,000円/時間)
2回目のご利用を登録日とし、登録料をお支払いいただきます。

まずは見学だけでも結構です。お気軽にお越しください。
予約専用電話03-6303-1093

2011年9月6日火曜日

T君、ありがとう!  (「みんなのおうち」)

 今日は3歳の男の子T君と1歳の女の子Mちゃんが、ちょうど同じ時間に遊びに来てくれました。
2人とも最初はお互いのことを気には留めず、それぞれのお気に入りの遊びに向かいます。
しばらくすると、Mちゃんはママのことを思い出しワーワー泣き始めてしまいました。
すると、T君が何事だと、様子を見にやってきました。

T君        「何泣いてるんだ、もう!」
スタッフ 「ママに会いたくなって悲しくなっちゃったんだって。まだ小さいからね。」
T君       「ふーーん。でもママは自転車だから大丈夫なのに。。。」
スタッフ 「(自転車?ではないけれど。。)そうだよね、ちゃんとお迎えくるから大丈夫だよって教えてあげて!」
T君        (ちょっと緊張して距離をとりながらMちゃんの頭を)「よしよし。」

結局Mちゃんは少し眠たいのもあったので、その後すぐに寝てしまいました。T君は自分が読んでもらいたい絵本があるのに、Mちゃんが眠りにつくまで読んでもらうのをじっと待っていてくれました。
しかも、いつもは大きな声で元気いっぱいのT君が、小さな声で「もう寝た?」「いびきかいてる?」と、声のボリュームまで配慮してくれました!!T君、ありがとう。
T君の外側だけでなく内側の成長まで痛感した出来事でした。

その後目を覚ましたMちゃんは、すっかり機嫌もよくなり、面白そうにプラレールで遊ぶT君お兄さんの後をついてまわりキャーキャー喜んでいました。
T君は「ちょっと追いかけないでよー!」と逃げていましたが。。。(笑)

こうして色々な場面や異年齢の友だちに出会いながら成長していくこども達のそばにいられてとても幸せです。
これからも、「みんなのおうち」で様々な出会いが繰り広げられていくことを見守っていきたいと思います。

「親」を考える


先日、バラ色の聖戦というドラマ(テレビ朝日 日曜夜23時)の撮影が当クリニックで行われた。
俳優の迫真の演技とその緊張感は、その場にいる者にしかわからないだろう。そして、何よりもそれ以上にすごいと思ったのは子役達の存在である。大人ですら演技における集中力を高めるのが大変なのにもかかわらず、子役達はそれと同じ事をやってのけてしまっている。
子役達がいるということは当然その母親達も現場に大勢いる。このドラマの内容からもわかるように、社会というのはとっても複雑で「親」になるということがどれだけ精神的・社会的に大きな責任であるかを考えさせられる。社会における「親」とは何なのか?それまでの「個」としての女性・男性との違いは何か?
「こどもは社会の宝」と言わるが、本当にこども中心の社会なのか?精神的な「親」になりきれていない社会的「親」すなわち大人中心の社会ではないかと、日本の現状に疑問を感じている小児科医は少なくない。
発展途上国に行くと、こどもたちが苦しみ命を落としていることを目の当たりにする。これは衛生環境によるところが大きいが、貧困による栄養問題、出産時の管理の問題などがある。しかし、今の日本は「生まれて当然」「元気に生活して当然」など物質的な問題や経済的な問題の多くが改善されたことによる「表面的な家族生活」は送っているものの、最も重要な「こどもの心」が置き去りにされているように感じる。
小児科医は、こどもの心と体を診ます。こどもはご飯を食べ、時間さえ経てば大きく成長します。しかし、「強くて優しいこころ」は育っているのだろうか?今一度振り返ってみたい、「我が子に寂しい想い」をさせていないだろうか?「親子の強い絆」となる話し合いやけんかをしっかり向き合ってしているだろうか?

普段ドラマを見ることはないが、社会を反映しているだろうこのドラマを見てみようと思う。

テレビ朝日ドラマ「バラ色の聖戦」の収録にみんなのおうちを利用いただきました!

 9月4日からテレビ朝日で放映が開始されているドラマ「バラ色の聖戦」の撮影で、当クリニックのみんなのおうちを利用いただきました。

収録は、当クリニックの休診日に合わせて行われました。当日は、子役さんも含めた役者さんのほか、撮影をサポートする方々で、ごったがえしました。自分としても初めてのことで、大変貴重な経験となりました。
みんなのおうちが登場するのは、第4回放送の9月25日です。お時間がございましたら、ご覧になってみてください。

2011年9月5日月曜日

第3回小児領域勉強会のご案内(おちんちんやおねしょの話)。

クリニックを開始して3ヶ月が経過いたしました。その間、お母さま方から多くいただく質問のひとつとして、「おちんちんについて」が挙げられます。乳幼児のおちんちんのことは、お母さまも知らないことが多いですし、お父さまもなかなか答えづらい(答えられない)ようです。

そこで、第3回小児領域勉強会は、「おちんちんの話。おねしょ(夜尿)の話」と題して開催いたします。今回も若木院長が講師を務めますので、お気軽にお越しください。

受付締め切りは、9月27日です。ご連絡をお待ちしております。

また保護者様だけでなく、保育園や幼稚園、学校の職員の方々もご興味がございましたら是非ご連絡ください。


    日 時  平成23年10月2日 日曜日 午前10時~1

    場 所  目黒通りこどもクリニック・みんなのおうち

    参加費  無 料(電話でのご予約は必要です)。

    定 員  20名(先着順) *受付締切りは9月27日です。

    連絡先  03-6303-1091(代表)

今回は座学の講義形式となります。
お子さんもお預かりいたしますので、電話予約の際にお子さんのお名前・年齢などもお伝えください。

第2回勉強会へのご参加ありがとうございました!

昨日(9月4日)第2回の小児領域勉強会を開催いたしました。
今回のテーマは「遊びと運動機能・小児のライフスタイル」でした。多くの保護者さまにご参加いただきましたが、今回がクリニックにいらっしゃるのが初めてという保護者さん、お子さんもいらっしゃいまして、スタッフ一同非常に嬉しい気持ちでした(自分が少し緊張してしまい、“噛み噛み”だったことが心残りです・・・)。
また、アンジェリカ保育園下目黒園から園長先生、保育士さん、栄養士さんにご参加いただきました。大変ありがたく、今後も協力をして地域のお子さんやご家族をサポートできればと思いました。

今後も定期的に小児領域勉強会を開催していきたいと思います。保育園や幼稚園にお送りさせていただいているポスターやクリニックで配布している案内カード、それからこのホームページのお知らせをお見逃しなきようお願いいたします!

2011年9月1日木曜日

10月以降の予防接種・乳幼児健診の実施時間について。

日頃より、目黒通りこどもクリニックならびにみんなのおうちのご利用ありがとうございます。

現在、日中の暑い時間帯を避け、午前や夕方にご案内している予防接種・乳幼児健診ですが、秋になり発熱や感染症のお子さんの受診も増えてくることが予想されますので、

10月以降、予防接種は 15時台、乳幼児健診は 14時台 を中心にご案内させていただく方針です。

* 当クリニックでは、他のお子さんと接触する時間を短くするため完全予約制をとっております。院内で感染する可能性は低いと思われますが、今回の時間設定は、よりその可能性を低くするためのものです。

* しかし、「どうしても、午前中でないとクリニックに行けない」といった御事情・御希望もあるかと思いますので、その際はご相談ください。

* 予防接種のご予約は、前日までにご予約いただきたいと思います。

2011年8月25日木曜日

親御さんの受診について。

開院してもうすぐ3ヶ月になろうとしております。
天候も不順で、体調を崩しやすい状況です。“まず、できることから”ということで、「手洗い・うがい」を徹底していきましょう!

最近、受診されたお子さんの親御さんから、「おとなはみてもらえないのですか?」というご質問を受けることがあります。
手洗いなどの予防をしていても、どうしてもお子さんのお風邪をもらってしまい、同じような症状に悩まされることがあります(私もそうですが・・・)。
そのようなときは、お子さんの受診予約の際に併せておっしゃっていただければと思います。お子さんと一緒に拝見いたします。
一緒にお風邪をひいてしまったのに、お子さんと親御さんの受診が異なる病院に行かなくてはならないというのは大変ですから。

私も診察の合間に手洗い・うがいを徹底していきたいと思います!

2011年8月19日金曜日

「みんなのおうち」お得な登録キャンペーン ご活用ください!

「みんなのおうち」は、目黒通りこどもクリニック開院記念としまして、大変お得なキャンペーンを実施致しております。
9月30日までにご登録いただいた方を対象に、
①登録料5,000円OFF  (15,000円→→10,000円) 
②ご利用10時間分無料(有効期限 2011年12月30日)   とさせていただいております。

どうぞこのお得な機会をお見逃しなく!!!

興味をもたれているお知り合い方がいらっしゃいましたら是非お声かけください!
※1回目のご利用は体験としてご利用いただきます。(利用料1,000円/時間)
2回目のご利用を登録日とし、登録料をお支払いいただきます。

まずは見学だけでも結構です。お気軽にお越しください。
予約専用電話03-6303-1093


締め切りまであと10日!第2回小児領域勉強会開催のお知らせ。

 第2回小児領域勉強会として、「遊びと運動機能。小児のライフスタイル」を開催いたします。若木院長が講師を務めますので、お気軽にお越しください。

受付締め切りは、8月30日です。ご連絡をお待ちしております。

また今回、保護者様だけでなく、保育士さんや栄養士さんのお申し込みをいただいており、スタッフ一同大変嬉しく思っております。
保育園や幼稚園、学校の職員の方々もご興味がございましたら是非ご連絡ください。


    日 時  平成23年月4日 日曜日 午前10時~1

    場 所  目黒通りこどもクリニック・みんなのおうち

    参加費  無 料(電話でのご予約は必要です)。

    定 員  20名(先着順) *受付締切りは8月30日です。

    連絡先  03-6303-1091(代表)

今回は座学の講義形式となります。
お子さんもお預かりいたしますので、電話予約の際にお子さんのお名前・年齢などもお伝えください。

休診日の予約電話について。

 いつも目黒通りこどもクリニックをお引き立てありがとうございます。
今回は、休診日の予約電話ご利用についてご案内いたします。

ホームページや診察券にも記載がありますが、休診日は、17-20時まで予約専用電話(03-6303-1093)で翌日以降のご予約を承っております。

翌日以降の受診や予防接種、乳幼児健診、おうち利用のご予約にお使いいただければと思います。

2011年8月17日水曜日

「みんなのおうち」は土曜日のお預かりを開始しております!


 みなさんからのご要望にお答えして、7月23日から土曜日のお預かりをスタートしております!
スタッフ一同、たくさんのご利用をお待ちしております。
ご不明な点などございましたら、いつでもご連絡ください。

2011年8月16日火曜日

目黒区の方へ。子宮頸がんワクチンについて。


 当クリニックは開設して間もないため、目黒区から送付されている接種施行機関の一覧には未掲載の場合がございますが子宮頸がんワクチン接種にも対応しています。

ワクチン供給の問題が取り上げられておりますが、他医療機関と同様に接種できますので、ご安心ください。ご連絡をお待ちしております。

この子宮頸がんワクチンは、女性にとって画期的なワクチンです。その予防のお手伝いができればと思っています。

2011年8月12日金曜日

正しい熱中症の予防法(再掲)


 今週はホントに暑いです。ニュースでも熱中症の報告がさらに多くなっております。熱中症は高温ばかりでなく、湿度の高い状況(多湿)も関係します。このためスポーツ活動や労働従事中に、室内や体育館でも発症してしまうわけです。また室内で日常生活中にも多く報告されています。

 起こしてしまった場合の対応も大切ですが、起こさないように準備することも重要になります。

 まず大切なのは、体調管理です。睡眠不足やかぜをひいているなど万全の体調でないときには起こしやすくなるからです。次に水分や塩分の補給を十分に行うことが重要です。あらかじめしっかり補充し、スポーツや遊んでいる最中にもこまめに補います。いわゆるスポーツドリンクでも良いですし、味噌汁やスープといったものも塩分やミネラルが含まれおり適しています。最近では、塩分を多めに含んだ飴(塩飴)も市販されており、事前の補充や休憩中の補給に適しているものもあります(お子さんでは誤飲に十分注意してください)。

 また指導者や保護者の立場として、気温によってはスポーツ活動などを一時中断し休息をとらせるようにする勇気も必要だと思います。

 それから屋外の活動においては、帽子を着用し、日焼け止めもしっかり使うようにします。使用により皮膚の保護ばかりでなく、体力の消耗をおさえることができます。

 乳幼児のお出かけには、あらかじめミルクや母乳、お茶などを十分飲ませるようにします。服装は通気性のよいものにします。ベビーカーについては、タオルにくるんだ保冷剤や氷嚢を準備したり、熱がこもらないように通気にも気を遣いましょう。

 最後は、おうちに帰ってからの対応です。家に戻ると元気そうでほっとしてしまいます。しかし、日中に体中が暑くなってしまって体内にこもって上がってしまった体温(深部体温という)をしっかり冷ます目的で、帰宅したらぬるめのシャワーやお風呂(少し冷たいと思うくらい)でさっぱりしつつ、体温をしっかり下げることはとても効果的です。

2011年8月11日木曜日

広島は鞆の浦(とものうら)に行ってきました。

 夏休みを頂戴し、今回は広島は福山市鞆の浦(とものうら)に行ってまいりました。仙酔島の国民宿舎に宿泊し、海水浴などを楽しみました。汗だくになって塩づくりを体験したり、夜には浜辺で海ほたる(東京湾のパーキングではなく、ウミホタルという発光する甲殻類)の鑑賞も行いました。

仙酔島は海、山、温泉にも恵まれパワースポットとしても紹介されていましたが、家族や仲間と一緒に美味しいご飯を食べ、海で遊び、くり返し温泉に入り、船に乗り、フナムシをこわがり、たくさん笑って、けんかする時間を過ごせたことこそがパワーの源になるんだろうなー、と感じました。

本日から診療再開です。お盆の期間も通常どおり20時まで診療しておりますのでどうぞ宜しくお願いします。

2011年8月3日水曜日

クリニックの診療時間が変更になりました!

 クリニックの診療時間が下記のように変更になりました。

 月・火・木・金・土 : 08時30分~20時

 休診日:水曜、日曜祝日その他。

 土曜日も含めて、夜8時まで診療しております。
 お困りの際には、クリニックまでご連絡いただければと思います。

2011年7月29日金曜日

第2回小児領域勉強会開催のお知らせ。

 第1回の小児領域勉強会として、救急蘇生講習会を開催させていただきました。
今回は第2回として、「遊びと運動機能。小児のライフスタイル」と題して、勉強会を開催いたします。
若木院長が講師を務めますので、お気軽にお越しください。


    日 時 平成23年月4日 日曜日 午前10時~1

    場 所 目黒通りこどもクリニック・みんなのおうち

    参加費 無 料(電話でのご予約は必要です)。

    定 員 20名(先着順) *受付締切りは8月30日です。

    連絡先 03-6303-1091(代表)

今回は座学の講義形式となります。
お子さんもお預かりいたしますので、電話予約の際にお子さんのお名前・年齢などもお伝えください。

2011年7月26日火曜日

「みんなのおうち」登録料実質無料キャンペーン!!!【9月いっぱいまで延長!】


「みんなのおうち」登録料実質無料キャンペーン!!!【9月いっぱいまで延長!】

 「みんなのおうち」ではクリニック開院記念として
その1  登録料5000円off
その2  10時間分利用料無料特典


のキャンペーンを行っておりましたが、ご好評につき9月30日分登録分まで
延長いたします。
※但し、8・9月にご登録の方については、無料特典ご利用の有効期限を年内いっぱいとさせていただきます。

「まずは見学」でも結構です!
お気軽にクリニックにお越しいただければと思います。