2013年2月28日木曜日

みんなのおうち《更新料のお知らせ》

日頃より、目黒通りこどもクリニックならびに、「みんなのおうち」をご利用いただきましてありがとうございます。ご登録いただいている皆様の更新の時期が近づいてまいりましたので、お知らせいたします。

更新期日は、平成25年4月26日(金)となっております。

詳細につきましては、ご登録いただいているご自宅宛にお手紙を送付致しましたので、ご確認の上お手続きしてくださいますようお願い申し上げます。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお申し付けください。

2013年2月27日水曜日

第10回勉強会 小児救急対応講習会~大切な命を守るために~


第10回の小児領域勉強会では、大切ないのちを守るために「呼吸が止まっている!」「事故にあって脈がない!」などの緊急時対応として救急蘇生の講習会を開催します。

大切な「いのち」を救えるか否かは、救急車の対応の早さよりも、秒でも早いそばにいる人の「正しい対応」にかかっています。しかし実際は頭で分かっていても、正しくからだは動いてくれません。

当クリニックのスタッフと共に実際の場面をイメージして、練習してみましょう!


日 時  平成25年3月24日 日曜日 午前10時~11時30分(1回目)
    
場 所  目黒通りこどもクリニック・みんなのおうち


参加費  無 料  


定 員  15名(先着順)   ※3月19日(火)19時まで受付致します。

連絡先  03-6303-1091(代表) 


 当日は、動きやすい服装でご来場ください。

*お子様のお預かりは、受講ご希望の方が増加してきており、 安全面を配慮し若干名とさせていただきます。ご了承ください。

2013年2月26日火曜日

2月のおうち日記

日頃より、みんなのおうちのご利用ありがとうございます。
暦の上では立春を迎えていますが、まだまだ寒い日が続いていますね。おうちに遊びに来ている子の中にも、咳や鼻水のお友だちがいますが、基本的にはみんな元気いっぱいです!!
晴れて気温が高めの日はお散歩に出掛けて、いっぱい体を動かして体力づくり。子ども達が遊ぶ様子を見ていると、本当に体力がついてきたなーと、成長を感じます。


☆わくわくの日  2.12
今回のテーマは『節分ごっこ』
本当の節分の日はとっくに終わってしまっていたのですが、今年も子ども達が元気に過ごすためには、みんなのおうちにいる悪い鬼を退治しないことには始まらない!!ということで・・・
まずは広告紙を小さくちぎって丸めて、鬼に投げる豆作りからスタート。2歳のお友達が3人いたので、豆作りはあっという間に終了です。2歳のBくんは、スタッフがぐちゃぐちゃと丸めたものをそーっと手に取って丁寧に丸め直していました(笑) 1歳のYくんも、えいっと上手に投げて楽しそう!
「鬼が来たら、鬼は外~って言って投げるんだよ」と、話したその時、ドンドンドンドン!!!
ドアをたたくすごい音が聞こえて、赤鬼がやってきましたーーーーー!!
目が点になって動けない子,スタッフの後ろに隠れる子、えーんと泣いて抱っこを求める子と反応はさまざま。2歳のRくんは緊張の面持ちでしたが、鬼をめがけて力強く豆を投げることができました。Sちゃんはせっかく作った豆もほとんど投げられないままでした。
そして鬼は、空気を読んで自主退散・・・。
豆まきの後は、大豆の代わりに卵ボーロを食べました。今年も元気に過ごせますように!


☆すくすくの日  2.16☆
今月は参加希望がなかったため、お休みでした。
次回は3月15日(金)です。ご参加お待ちしています♪


~こどものつぶやき~
今月で2歳になったJくんが、誕生日を迎えてから初めての利用の日のことです。
「Jくん、何歳?」と聞くと、「にしゃい」と一つ大きくなったことを誇らしげな表情で教えてくれました。
お家でたくさん練習して言えるようになったと、Jくんのママもとっても嬉しそう!
1歳になったばかりの頃からお預かりしているスタッフは、それが嬉しくて嬉しくて、そして「にしゃい」の言い方がかわいくて、何度も何度も歳を聞いてその度にやにや~♪
するとJくんは、だんだん答えるのがめんどくさくなったのか、声も小さくなって最高のJくんスマイルも見せずに最後はこう答えました。
「・・・いっしゃい」
1歳ならもう聞かれないだろうと思ったのかな?お家では「もうおしまい」と言ったとか。
「いっぱい聞いてごめんねー」と謝りながら、やっぱり聞きたくなってしまうのでした!!

2013年2月25日月曜日

夜の咳


クリニックには、「夜になると咳がひどくて起きてしまいます」や「寝入りばなや朝方の咳が多くて・・・」といらっしゃるお子さんが見受けられます。
この夜に多い咳、どんなことが考えられ、どんな対処がよいのでしょうか。

もともと夜には自律神経の作用で昼間の活動時よりも空気の通り道(気道)がせまくなりやすい、ということが背景にあるようです。頻度として多く見受けられる病態について紹介します。
かぜや気管支炎、肺炎などの呼吸器感染があると分泌物(痰や鼻汁)を排出するために咳が起こりますが、より夜や朝方に咳が増加することがあります。また、熱は下がったけれど夜・朝方の咳が続くというように感染の回復期にも夜の咳がみられ、長引くということがあります。

そして気管支ぜんそくがあったり、ハウスダストやダニ、かびなどにアレルギーがある場合にも、夜就寝する際に、咳(やぜーぜー)が増えるということがみられます。

対処法としましては、お部屋の加湿を行うことが挙げられます。また、少し上体を拳上するということや横向きに寝かせることも有効な場合があります(ただし乳幼児では、ゴロンとベッドなどから落ちないようにご注意ください)。咳で起きてきてしまうようなら水分をとらせましょう。
咳き込んで嘔吐してしまう場合は、痰がいっしょに切れて呼吸は楽になる場合が多いです。子どもは吐くと「悪いことをしてしまった・・・」と思いがちですから「痰がきれて(呼吸が)楽になって良かったね」と安心させてあげましょう。

かかりつけや病院の先生から処方いただく薬もあわせて使用し、よりよい睡眠がとれるようにサポートしてあげましょう。

2013年2月24日日曜日

3月の診療スケジュールです。


いつもクリニックならびにみんなのおうちのご利用ありがとうございます。
3月の開院スケジュールについてお知らせいたします。

3月 
  日  月  火  水   木   金  土
                  1  
     4     5     7       
 10  11   12    14   15 16
   17    18   19  20  21   22  23
   24    25   26  27  28  29 30
 31  
 
     ・・・ 休診日 
  
上記以外は、通常診療 08:30~19:00です。
*診療日の予約電話の受付終了時刻も19時となっております。ご注意ください。

2013年2月23日土曜日

院内感染を0(ゼロ)にしたい!


クリニックでは、予約時間を調整させていただき来院後に極力お待たせしない工夫をしております。また院内の動線(患者さんの移動する経路)を一方通行にすることと併せて行うことで、院内感染を予防し、プライバシーの保護を徹底できると考えております。

現在、インフルエンザの流行がみられておりますし、ウイルス性胃腸炎もまた多くなってきている印象です。クリニックでは上のようなコンセプトで院内で感染をもらわないように工夫・徹底していきたいと思います。

また予防接種などの際に、非常にお時間に余裕をもっていらっしゃる患者さんもいらっしゃいます。ありがたいことではありますが、一般診察の患者さんを診療している時間帯まで早めて来院されますとお風邪などをもらいかねない、ということもあり得ます。なかなかお子さんとご一緒ですと予約時間通りに来院されるのは難しいとは思いますが、ご理解のほどどうぞよろしくお願いします。

「待ち時間少なく・動線を工夫」することで、院内感染をゼロにし、患者さんやご家族の「時間」の有効活用を実現すべく診療しております!

2013年2月22日金曜日

大気汚染についての情報。

昨今取りざたされております、中国からの大気汚染源の微小粒子状物質「PM2.5」についての報道では、環境省は大気中濃度の測定局を整備する自治体に、新たな財政支援を検討することを明らかにしてります。また、一定濃度を上回った場合に住民に外出などを自粛するよう注意喚起する暫定指針を2月中に策定する方針とのことです。またインターネット上では、「大気エアロゾル予測」なるものもあり、当クリニックの「みんなのおうち」でも公園などの散歩の際に予測を参考にしております。

一方、別の報道では、実はこの微小粒子状物質「PM2・5」、日本への飛来は10年以上前に始まっており、この冬も平年並みの飛来の見通しだそうです。慢性的な呼吸器疾を患っている場合には注意が必要との指摘もありますが、直ちに悪影響はないとして、冷静な対応をとるよう呼び掛けられています。

報道などで薄暗い中国の街並みが出て、それが大気汚染によるものだと言われますと、非常に不安をあおられます。しかしいたずらに不安ばかり増幅させるのではなく、政府や自治体からの情報などを吟味して、可能な対策をとっていくことが大切かと思います。

2013年2月21日木曜日

ノロウイルスやロタウイルスによる嘔吐下痢症、親御さんの手洗いも重要です!

現在、ウイルス性胃腸炎(嘔吐下痢症)が再度多くみられております。当クリニックでは、ウイルスを特定する検査は行っておりませんが、ノロウイルスやロタウイルスによるものも含まれている可能性があります。

このウイルス性胃腸炎、嘔吐物や下痢便(おむつ)を扱った手指を介して口から入り、胃腸(腸管)で増殖してしまう「糞口(ふんこう)感染」が主な感染の経路です。すなわち、手洗い・うがいが重要なのです。
“一処置一手洗い”を徹底することが大切ですが、普段お子さんのおむつ交換などに慣れていないお父さん方は、より気をつけましょう。

また外出先から家に感染を持ち込まないように、職場などでも手洗いうがいを徹底しましょう。手洗いをするときには、一緒にうがいもするようにすればよりよいでしょう。

2013年2月20日水曜日

第10回勉強会 小児救急対応講習会~大切な命を守るために~


第10回の小児領域勉強会では、大切ないのちを守るために「呼吸が止まっている!」「事故にあって脈がない!」などの緊急時対応として救急蘇生の講習会を開催します。

大切な「いのち」を救えるか否かは、救急車の対応の早さよりも、秒でも早いそばにいる人の「正しい対応」にかかっています。しかし実際は頭で分かっていても、正しくからだは動いてくれません。

当クリニックのスタッフと共に実際の場面をイメージして、練習してみましょう!


日 時  平成25年3月24日 日曜日 午前10時~11時30分(1回目)
    
場 所  目黒通りこどもクリニック・みんなのおうち


参加費  無 料  


定 員  15名(先着順)   ※3月19日(火)19時まで受付致します。

連絡先  03-6303-1091(代表) 


 当日は、動きやすい服装でご来場ください。

*お子様のお預かりは、受講ご希望の方が増加してきており、 安全面を配慮し若干名とさせていただきます。ご了承ください。

2013年2月19日火曜日

わくわく・すくすくの日☆3月の予定



日頃より、みんなのおうちをご利用いただきありがとうございます。
3月のイベントのお知らせです♪


☆わくわくの日 3月19日(火) 10:00~13:00

テーマ『ピクニックに行こう♪』
桜の時期には少し早いかもしれませんが、春を探しにお散歩に行きます。
そして、今回のメインはピクニック!! 元気に遊んだ後は、お外の空気を吸いながら美味しいお弁当を食べる経験をみんなで楽しめたらと思います。
雨天時はお部屋で遊びます。お弁当は、レジャーシートを敷いてピクニック気分でいただきます!

・お子さんの年齢や当日の体調によって、保育内容は考慮いたします。
・お弁当は、一人でも食べやすい形状、量でお願いします。飲み物は水筒かマグでお持ちください。
・わくわくの日は、通常のお預かりの中で行っています。参加希望の方は、わくわくにかかる時間でご予約をお取りください。また、11時と12時のお預かりをご希望の方はスタッフにご相談ください。



☆すくすくの日  3月15日(金) 13:30~14:30(定員4名、要予約)

ママと赤ちゃんの心をあたためる、ベビーマッサージを楽しみましょう。ママ達の交流のきっかけの場としてもどうぞ!

・3月から曜日を変更して、平日に行います。予約を取る際は、ご注意ください!!
・お電話にてご予約をお取りください。(定員4名)
首が座ったお子さん~8ヶ月のお子さんが対象です。
※よりマッサージを楽しめるように、対象月齢を変更しました。対象でないお子さんの参加はご相談ください。
・バスタオルと普段お使いのベビーオイルをお持ちください。
・始まる時間の5分前を目安にお越しください。

2013年2月18日月曜日

嘔吐下痢症・・・現在再度増加中!?


現在、外来診療において嘔吐や下痢を伴う腸炎が再度流行りはじめている印象です。ウイルス性の胃腸炎であることが多く、冬から春にかけて有名なところではロタウイルスやノロウイルスといったものが挙げられますが、その他のウイルスでもおなかの症状としてみられます。

かからないことが重要ですが、保育園や幼稚園、兄弟姉妹では、なかなか防ぐことが難しい場合があります。やはり、手洗い・うがいが重要になります。また、おむつなどの処理を行う場合には “一処置・一手洗い” という考えで、できるかぎりの予防をしましょう。

運悪く、かかってしまった場合には、まず “お腹を休める” ことが大切です。ポイントをいくつか挙げましたので参考になさってください。

・嘔吐から次の経口摂取までは2-3時間あけられたらよいでしょう。
・少量の水分からこまめに与えるようにします(状況によっては、スポイトやスプーン1杯程度から開始します)。水分は経口補水液が良いですが、イオン飲料やりんごジュース、水やお茶、スープや味噌汁、お吸い物などもよいでしょう。水やお茶だけになってしまうと糖分や塩分が不足してしまうので注意が必要です。
・嘔吐がなければ、一回量を増量して与えます。その後、固形物(ヨーグルトやおかゆ、パン粥、煮込みうどんなど)にと段階をあげていきます。
・段階をあげて嘔吐がみられる場合には、一段階さげて様子をみます。最低でも水分・糖分がとれていれば、自宅(外来)で様子観察できることが多いですが、経過によっては点滴や入院が必要になることもあります。

最後に・・・親御さんももらってしまう(かかってしまう)ことがあります!手洗い・うがいを励行しましょう!

2013年2月16日土曜日

診察や予防接種前のご準備。

暖かい日と寒い日が繰り返しやってきて、体調を崩されているお子さん、親御さんが多いようです。体調を整え、手洗い・うがいを励行して予防に努めましょう。

それでもお風邪はひいてしまうもの。クリニックも2月に入り混み合ってきております。
当クリニックでは、来院された際に別のお風邪をもらわないように、予約制の導入や患者さんの一方通行の動線利用などを行っております。

またスムーズな診察や予防接種を行うために、待合室では上着を脱いだり、ロンパースのボタンを外しておくなど診察前のご準備にご協力いただけましたらありがたいです。

詳しくは、ホームページの「受診の手順」にイラスト入りで載っておりますのでご参照ください。

2013年2月15日金曜日

絵本のすすめ・その3

お待たせ致しました!!絵本のすすめ・その3です。
<その1>をご覧になりたい方は1月19日(再掲)を、<その2>をご覧になりたい方は1月2日のブログを検索してみてくださいね。

今回は、読み聞かせのポイントをお話します。
ポイントとその解説が、お子さんに絵本を読んであげる時のちょっとした参考になればと思います。

<読み聞かせのポイント>
①声の大きさ、速度、間を配慮する
②抑揚をつけて、心を込めて読む。なるべく役によって声色を変えない
③お話の途中で質問したりしない。子どもから自然に出た言葉には簡潔に答えてあげる
④子どもがページめくってしまったら、そのページを読んであげる


<解説>
①お話に合った声の大きさや速さは、子どもの想像する力になります。たとえば、ボールが転がる場面では、素早く読めば一気に転がる様子が伝わりますし、ゆっくり読めば平坦な場所で転がっている様子を想像するかもしれません。ページをめくるタイミングも、大切なお話の間です。初めて読む絵本では難しいかもしれませんが、何度か繰り返すうちに自分なりの(または、自分とお子さんとの)絶妙な間合いが取れるようになるのもおもしろいですよ。読み手の声の大きさや速度・間からも、絵本には描かれていないものを子ども達はたくさん感じているのですね。

②はじめのうちは役のイメージを意識して声色を変えていたのに、だんだん読み手が混乱してしまい最後は全部同じ声になってしまうことがよくあります。登場人物が二人までなら何とか読めても、四、五人になってくると難しいですね。そんな時は、声のトーンや速度・強弱に変化をつけたり、読み方に抑揚をつけるだけで十分。無理に演出しなくても、心を込めて読めば子ども達に伝わりますよ。

③読んでいる最中でも、子どもから自然に聞かれることについては、さり気なく答えてあげてもいいと思います。気を付けたいことは、聞かれてもいないのに読み手が質問攻めにすることです。せっかく楽しんでいるお話の流れを止めてまでもする必要はありません。年齢や内容によっては、絵の中から何かを探したり、クイズのように答えたりするものもありますから、その場合はそれに合った読み方で楽しみましょう。絵本から感じること、学べることはありますが、お勉強とはまた違います。
話の内容を理解しているかどうかにこだわらず、子ども達の心・感性を大切にしたいものですね。

④読んでいるページを、子どもに次々にめくられてしまうこともよくあります。「せっかく読んでたのに~」とがっかりしてしまいますよね。でも、子ども達にもちゃんと理由があるんです。何度も同じページを見るのは好きなページ、絵本に興味はなくて単純にめくるのが楽しいだけ、など。子どもの反応から、今読んでいる絵本がその子の年齢・月齢、興味や関心に合っているかがわかります。
子どもがめくったページにはきっと何かあるはず!と、何回でも読んであげてほしいなと思います。

その他に環境的なポイントとしては、読み手(絵本)の後ろに興味がいきそうな物はないか、人の話声や周囲の音が邪魔になっていないか、反射して絵本が見えにくくなっていないかなどをチェックするといいと思います。
絵本を通して、親子のコミュニケーションがますます広がっていきますように。
そして、絵本の好きな子がたくさん増えますように・・・☆

2013年2月14日木曜日

水ぼうそう(水痘)ワクチンを接種したのに・・・

昨年末から年明けの現在にかけて、目黒区では水ぼうそう(水痘)が流行っております。幼稚園や保育園などでもみられました。「ワクチンを接種していたのにかかってしまった」、という方もいらっしゃいますね。
この水痘は、現在ワクチンがありますが、「ワクチンを接種してもかかるし、かかっても皮膚症状だけだから接種しない方がいい」とお考えになる方も少なくないようです。
しかし、本当に「軽くすむ」のでしょうか。。。水痘は重症化しますと、肺炎や熱性けいれん、髄膜炎、脳炎などを引き起こすことがあります。

どのワクチンも接種したからといって、その病気にかからないというとわけではありません。しかし、かかったとしても重症化を防ぐ、また周囲・地域にまん延させない(感染を広げない)という大事な役割があります。

また、生まれつき免疫のご病気(感染症にかかりやすい病気)があったり、なんらかの治療のために、水痘ワクチンや他の生ワクチンが接種できない方もいらっしゃいます。
自分がかからないだけでなく、かかっても重症化を防ぎ、また周囲のひとにうつさないようにするためにも水痘や他の予防接種が重要ということがわかっていただけたらと思います。

2013年2月13日水曜日

早寝・早起き・朝ごはん

文部科学省のホームページには、『早寝・早起き・朝ごはん』国民運動の推進について次のように明記されています。

『子どもたちが健やかに成長していくためには、適切な運動、調和の取れた食事、十分な休養・睡眠』が大切です。また、子どもがこうした生活習慣を身に付けていくためには家庭の果たすべき役割は大きいところですが、最近の子どもたちを見ると、「よく体を動かし、よく食べ、よく寝る」という成長期の子どもたちにとって当たり前で必要不可欠な基本的生活習慣が大きく乱れています。こうした生活習慣の乱れが、学習意欲や体力、気力の低下の原因の一つとして指摘されています。』

これはちょっと耳の痛いお話だな~と思われた方もいるでしょうか?
それぞれの家庭で意識を持つことはもちろんですが、文科省と同じで、私たちも保育園や幼稚園、学校など地域社会全体でこの課題に取り組むことが大事だと考えています。
そこでみんなのおうちでも、9時からのご利用の方には朝ごはんは食べてきましょうとお話しています。一日のスタートが空腹のままでは、遊びたくても元気いっぱいは動けません。お腹が空いてイライラ、ぐずぐず・・・と悪循環。お出掛けしてもお散歩に行っても、すぐに「歩けなーい」「疲れた、抱っこ!!」と言うお子さんもいるのでは? お昼ごはんを食べてお昼寝をしてからやっと活動開始!ではなく、午前のうちにたっぷり遊んで、午後から夕方、そして夜にかけてはゆったり過ごす時間が持てるといいですね。早起きをして日中の運動量が十分足りていれば、そのうち夜も自然と早く眠れるようになっていきます。
お休みの日や旅行などのたまの特別な日は別として。。。幼稚園や保育園、学校のある普段の日は、この三つを心がけて生活習慣を整えていきましょう!!
目黒の子ども達が、「よく体を動かし、よく食べ、よく寝る」という健やかな成長をしていけるように願っています。

2013年2月12日火曜日

夜尿症のご相談をお受けしております。


日頃よりクリニックならびにおうちのご利用ありがとうございます。

夜尿外来を始めまして、お困りのお子さんやご家族のご相談をいただけるようになりました。最初に、普段の生活やおしっこの習慣、水分の摂り方、睡眠のリズムなど、詳しくお話をうかがわせていただいております。

夜尿をしても眠りが深く起きないお子さんや、2回の夜尿があったけど徐々に1回になってきたお子さん、便秘がちなお子さんなど、夜尿といっても生活リズムや排便排尿習慣はもちろんみなさん一緒ではありません。
お話をよくうかがってから、薬物治療などを開始する前に、まず生活のアドバイスなどさせていただいております。
ご家族といっしょに、ご本人をお手伝いしていきますので、お困りの際にはお気軽にご相談ください。

2013年2月11日月曜日

休診日の電話予約方法について。


休診日の電話予約方法についてお知らせいたします。
・受付時間は、17時から20時です。
翌日分のご予約についてのみ受付いたしますのでご注意願います。
*翌々日以降のご受診や予防接種・健診のご予約については、
診療時間内にお電話いただけますようお願いします。

【予約方法】
①予約専用電話 03-6303-1093 に電話します。
②留守番電話に、お子さんのお名前、予約内容を入れます。
③同日20時から順番に、クリニックスタッフから折り返しの電話をおかけいたします。
④予約内容を確認し、予約は完了です。

*なお、ご予約いただく際は非通知設定を解除のうえ、おかけください。
*クリニック・みんなのおうちが連休の場合は、連休最終日の17時から20時に予約電話をお受け致します。
*折り返し電話は、予約専用の携帯電話からおかけいたします。

2013年2月10日日曜日

2月にわくわく・すくすくの日!

日頃より、みんなのおうちをご利用いただきありがとうございます。
2月のイベントのお知らせです♪


☆わくわくの日 2月12日(火) 10:00~11:00

「おには~そと」 「ふくは~うち」
2月といえば、節分の日!
今回は、鬼のお面作りと豆まき(新聞紙で製作します)をして、節分ごっこをします。
さあ、勇気を出して鬼を退治できるかな?

・豆まきの後のお楽しみとして、豆の代わりに卵ボーロを食べたいと思っています。卵ボーロはこちらでご用意します。
・わくわくの日は、通常のお預かりの中で行っています。参加希望の方は、わくわくにかかる時間でご予約をお取りください。


☆すくすくの日 2月16日(土) 13:30~14:30(定員4名、要予約)

ママと赤ちゃんの心をあたためる、ベビーマッサージを楽しみましょう。ママ達の交流のきっかけの場としてもどうぞ!

・お電話にてご予約をお取りください。(定員4名)
首が座ったお子さん~8ヶ月のお子さんが対象です。
※よりマッサージを楽しめるように、対象月齢を変更しました。対象でないお子さんの参加はご相談ください。
・バスタオルと普段お使いのベビーオイルをお持ちください。
・始まる時間の5分前を目安にお越しください。

2013年2月9日土曜日

24歳以下の妊婦は10人に1人が妊娠判明後もたばこを吸い続けている!?

先日報道されました環境省の調査では、24歳以下の妊婦は10人に1人が妊娠判明後もたばこを吸い続け、また、この年代の妊婦のパートナー男性も6割以上が喫煙していることが分かったそうです。そして若い妊婦さんの喫煙率が高い傾向がみられました。
 妊娠中の喫煙は赤ちゃんが低体重で生まれるなどのリスクがあるとされ、他人のたばこの煙を吸う受動喫煙でも悪影響が懸念されます。
調査は、環境省が子どもの病気や健康に環境が与える影響を妊娠段階から調べるため、2011年から始めた「エコチル調査」の一環として実施されており、妊娠初期の妊婦約3万3千人とパートナー男性が回答されています。
調査結果では、「現在も吸っている」と答えたのは全体の5%、パートナーは45%。妊婦の年代別に分析すると、24歳以下は本人が10%、パートナーは63%と若い年代で高い結果となりました。年齢が上がると喫煙者の割合は減少する傾向がみられています。
また受動喫煙については、「乳幼児突然死症候群」の発症率が5倍近くに高まることも言われており、妊娠中はもちろん出産後も、お子さんたちのために禁煙するようせつに願います。

*今回は、環境省ホームページなどを参考にさせていただきました。

2013年2月8日金曜日

アレルギー性鼻炎のお薬

前回花粉シーズン突入のお話をしました。

花粉症も含めたアレルギー性鼻炎に対して小児科でお薬を処方する際には、お子さんの年齢やどんな剤形(粉剤や錠剤、カプセルなど)が適しているかを考慮します。また薬による眠気の強さや効果の持続を考えます。代表的な抗ヒスタミン薬には種類も多く、「眠気は強いが、効果も強い」や「眠気は少ないが、効果もまずまず」といった特徴があります。症状やご本人とお薬の相性を考慮して処方いたします。
抗ロイコトリエン拮抗薬という気管支喘息でも使用されるお薬や、点鼻薬を処方(併用)することもあります。また吸引器を使った鼻汁(鼻腔)吸引は、一時的ではありますがご本人は楽になりますね。お困りの際にはお気軽にご相談ください。

2013年2月7日木曜日

花粉シーズン到来。関東は3~7倍の飛散量とか。

いよいよ花粉シーズンが到来します。日本気象協会によりますと、今春のスギやヒノキなどの花粉の飛散量は、関東などで昨年の3~7倍なると予測されています。昨シーズンは花粉症に悩まされなかった方も注意が必要そうです。
花粉の飛散量は前年夏の気象条件に左右され、その時期に気温が高く、日照時間が多く、雨が少ないと飛散量が多くなります。今年は関東などでは条件がそろい飛散量が増加する予想です。
この時期、すでに症状が出始めている花粉症の方もいらっしゃいますね。
ご自身にあったかたちでさまざまな花粉防護対策を講じていらっしゃる方も多いと思いますが、クリニックでも花粉症に対する薬の処方などでサポートさせていただきたいと思います。

2013年2月6日水曜日

親御さんのご受診・・・(一緒に)ご予約ください。


日頃よりクリニックならびにみんなのおうちのご利用ありがとうございます。
最近はお子さんの受診とともに親御さんを拝見(診察)することも増えてまいりました。

手洗いなどの予防をしていても、どうしてもお子さんのお風邪をもらってしまい、同じような症状に悩まされることがありますね。嘔吐下痢症(ウイルス性胃腸炎)もまだ多いですし、年明けからはインフルエンザも多くみられるようになってきております。
そのようなときは、お子さんの受診予約電話の際に併せてご予約ください。受診枠を確保し、お子さんと一緒に診察させていただきます。一緒にお風邪をひいてしまったのに、異なる病院に行かなくてはならないというのは大変ですから。
(もちろん、親御さんのみのご受診も可能ですので、お電話でご予約ください)

来院されてから、「私も・・・」とおっしゃっていただく場合もございます。空いているときはよいのですが、現在はご予約で大変混雑しております。一度お待ちいただかなくてはならないこともございますのでその際はご了承ください。

2013年2月5日火曜日

インフルエンザも待合ではもらわないようにするぞ!


クリニックでは、予約時間を調整させていただき来院後に極力お待たせしない工夫をしております。また院内の動線(患者さんの移動する経路)を一方通行にすることと併せて行うことで、院内感染を予防し、プライバシーの保護を徹底できると考えております。

現在、インフルエンザの流行がみられておりますし、ウイルス性胃腸炎もまだまだみられます。クリニックでは上のようなコンセプトで院内で感染をもらわないように工夫・徹底していきたいと思います。

また予防接種などの際に、非常にお時間に余裕をもっていらっしゃる患者さんもいらっしゃいます。ありがたいことではありますが、一般診察の患者さんを診療している時間帯まで早めて来院されますとお風邪などをもらいかねない、ということもあり得ます。なかなかお子さんとご一緒ですと予約時間通りに来院されるのは難しいとは思いますが、ご理解のほどどうぞよろしくお願いします。

「待ち時間少なく・動線を工夫」することで、院内感染をゼロにし、患者さんやご家族の「時間」の有効活用を実現すべく診療しております!

2013年2月4日月曜日

「みんなのおうちだより」2月号から。

月に1回発行しております「みんなのおうちだより」から少しご紹介をします。おともだちのコーナーでは、みんなのおうちにいらっしゃるお子さんたちの様子やエピソードを紹介しています。今月号からはこんなお話を。

「みんなのおうちに設置されている空気清浄機。あるとき、1歳のMちゃんは、来所してすぐ空気清浄機のところへ走ってきました。「何をするのかな?」と見守っていると・・・お部屋にあった風船を空気清浄機の空気の吹き出し口の真上でパッと放しました。風船は風にのってフワリフワリと浮いたままに!!それを見た他のお友だちも目を丸くしてくぎづけに!それから子どもたちは順番に風船を浮かばせて楽しみました。」

子どもたちの好奇心・発見はおとなが想像できないほどユニークです。これからもみんなのおうちがさまざまな「発見」・「気づき」の場になれたらうれしいです。

2013年2月3日日曜日

7予防接種の定期接種化へ署名活動。当院でもご署名いただけます。

先日ご紹介いたしました、子宮頚がん・ヒブ・肺炎球菌の2013年度無料化のお話に加えて、他に4ワクチンについても定期接種化への活動が広がっています。以下に日本医師会が行っている署名活動についてご紹介いたします。
 日本医師会と予防接種推進専門協議会は、子宮頚がん・ヒブ・小児用肺炎球菌の他、水痘・おたふくかぜ・成人用肺炎球菌・B型肝炎の7種類のワクチンすべてについて、接種費用が原則無料となる定期接種の対象に追加するよう早期の予防接種法改正を求める署名活動を行っています。2月中旬まで署名を受け付け、1月中に召集される見込みの通常国会に請願として提出する予定だそうです。
 署名の趣意書では「地域間や経済的格差なく、希望するすべての人が定期接種でこれらのワクチン接種が受けられる制度を早期に実現させる必要がある」と強調しております。
 厚生科学審議会の予防接種部会が昨年5月にまとめた第2次提言では、7種類のワクチンを定期接種化すべきだと評価しておりましたが、財源との兼ね合いから、既に予算事業として接種への公費助成が行われている子宮頚がん・ヒブ・小児用肺炎球菌の3種類の定期接種化が優先されるようです
(今回は医療介護CBニュースを参考にいたしました)。

署名活動は各地域・医師会などで行われておりますが、当院窓口でも2月12日(火)まで受け付けておりますのでご賛同いただけます方はご署名のほどよろしくお願いいたします。

2013年2月2日土曜日

2月のわくわく・すくすくの日!


日頃より、みんなのおうちをご利用いただきありがとうございます。
2月のイベントのお知らせです♪


☆わくわくの日 2月12日(火) 10:00~11:00

「おには~そと」 「ふくは~うち」
2月といえば、節分の日!
今回は、鬼のお面作りと豆まき(新聞紙で製作します)をして、節分ごっこをします。
さあ、勇気を出して鬼を退治できるかな?

・豆まきの後のお楽しみとして、豆の代わりに卵ボーロを食べたいと思っています。卵ボーロはこちらでご用意します。
・わくわくの日は、通常のお預かりの中で行っています。参加希望の方は、わくわくにかかる時間でご予約をお取りください。


☆すくすくの日  2月16日(土) 13:30~14:30(定員4名、要予約)

ママと赤ちゃんの心をあたためる、ベビーマッサージを楽しみましょう。ママ達の交流のきっかけの場としてもどうぞ!

・お電話にてご予約をお取りください。(定員4名)
首が座ったお子さん~8ヶ月のお子さんが対象です。
※よりマッサージを楽しめるように、対象月齢を変更しました。対象でないお子さんの参加はご相談ください。
・バスタオルと普段お使いのベビーオイルをお持ちください。
・始まる時間の5分前を目安にお越しください。

2013年2月1日金曜日

子宮頚がん・ヒブ・小児肺炎球菌の3ワクチン。この4月から定期接種化されるか。

1月23日に厚生労働省(健康局)は、予防接種法改正案を通常国会に提出し、4月1日の施行を目指す方針を示しました。子宮頚がん・ヒブ・小児肺炎球菌の3ワクチンについて定期接種の対象に追加することが柱となっています。
2013年度に定期接種化という話ではありましたが、通常国会で改正案がとおり、うまくいきますと4月からの定期接種化が実現するかもしれません。
定期接種化されることで、よりお子さんたちが接種しやすい環境になることが望まれます。

また地域・家庭においては、定期接種・任意接種にかかわらず、「ワクチンで予防できる病気はワクチン接種する」という共通理解を持ちたいものです。