2012年8月31日金曜日

小児アレルギー疾患についてご相談ください。


日頃よりクリニックならびにおうちのご利用ありがとうございます。
このたびクリニックでは、この6月から小児アレルギー外来を開設いたしました。

アレルギー外来では気管支ぜんそく・アトピー性皮ふ炎・食物アレ
ルギーやその他のアレルギーを診断したり治療したりします。診断はされていな

くても、ぜいぜいが気になっている方や、湿疹が治りにくい方、離乳食でお悩み
の方も是非一度ご相談ください。

開設時間:第2、第4土曜日  14:00~18:00(完全予約制)

アレルギー外来受診をご希望の方は、まず通常外来の際にご相談く

ださい。
当院に初めておかかりになる場合も、まず通常外来の予約をお取りください。

2012年8月30日木曜日

8月のおうち日記

ロンドンオリンピックに沸いた今年の夏。
深夜眠い目をこすりながら、激闘を繰り広げている日本選手団を応援した人も多いことと思います。月並みの言葉ですが、すべての選手の方に勇気と感動をもらいましたね。
ありがとうございました!!
そしてオリンピックの影響は、おうちを利用している子ども達にもしっかり現れています!
(お話は、こどものつぶやきにつづく・・・)
暑かった夏から、少しずつ過ごしやすくなる秋に向かって季節が変わります。
みんなのおうちでも秋のイベントを計画していますので、ぜひ遊びに来てくださいね♪


☆すくすく 8.18
今回は、仲良しのママ友達が4組参加してくれました。
日頃から交流のあるママ達なので、いつも以上ににぎやかでお話も盛り上がっていました。
赤ちゃん達も楽しい雰囲気を感じてか、みんなご機嫌。
そしてママのマッサージでは、うっとりと気持ちよさそうにしていましたよ!
マッサージの後は、質問タイム。ママ同士で「うちもそうだったよ」「こうしてたよ」とアドバイスし合っていました。仲良しグループの中に月齢が違うお子さんがいると、少し先の成長も見られて、育児の参考になることも多く安心ですね。
夏の暑い中参加していただき、また楽しい時間をありがとうございました!
今回参加してくれた方のように、クリニックに受診したことのないお子さんでもすくすくには参加していただけます。仲良しのママ友を誘って、ぜひ遊びに来てくださいね。お待ちしています♪


☆わくわく 8.21
油面公園で砂遊びや水遊びをして楽しみました!
砂場デビューのMちゃん。始めはおそるおそる砂を触っていましたが、だんだん慣れてにこにこして裸足にもなっていました。
水道と砂場をみんなで何往復もして、バケツやじょうろに水を汲んできてはジャージャー。
穴の開いたペットボトルに水を入れると、その穴から水が飛び出すのがおもしろくて喜んでやっていました。
そのペットボトルを持ったMちゃんが歩くと、水の跡が。それを不思議そうな表情で追って歩いていくJくん。何ともかわいらしい光景でした。
Sちゃんはお団子を作って遊んだり、水道の水を触って涼んだり。最後は大胆にもお腹に水をかけてにんまりしていました~!
夏はやっぱり、水遊びが気持ちよくて楽しいですね♪

《こどものつぶやき》
この春から幼稚園に通い始めた3歳のSくん。
夏休み中はおうちに遊びに来るのを本当に楽しみにしてきてくれていました。
オリンピックで体操競技が盛り上がっている頃、みんなのおうちのソファの上では・・・
でんぐり返りやジャンプ、からのポーズ!! まるで体操選手のようです。
スタッフが実況アナウンサーになりきって、「S選手、金メダル~」と拍手すると目を輝かせているSくん。それを見ていた子ども達も次々に練習(?)に励んでいました。
新しいこと、興味のあることに挑戦する気持ちがどんどん育って、心も体もどんどん成長しているんだな~。
子ども達の笑顔が、最高に輝く金メダル☆
今月は、そんなちびっこ選手達を見てオリンピック以上に感激したスタッフのつぶやきでした。



※おうちからのおねがい
ご利用になる前のメディカルチェックを、予約時間の5分前に設定しています。
時間に遅れてしまうと予約時間通りにお預かりできず、お待たせしてしまう場合がありますので、 送迎時間をお守りください。
また、送迎どちらも時間通りに来られない場合は、お手数ですが必ず電話にてご連絡ください。
お子様たちを安全にお預かりするためにご協力ください。

2012年8月29日水曜日

9月の診療スケジュールです。


いつもクリニックならびにみんなのおうちのご利用ありがとうございます。
9月の開院スケジュールについてお知らせいたします。

9月
  日  月  火   水    木      金   土
                         
   2    3   4            7      8 
   9  10  11   12    13  14  15 
 16   17  18   19    20  21  22
 23   24  25   26    27  28  29  
 30    
 
     ・・・ 休診日

     ・・・ 08:30~14:30、17:30~20:00
     
上記以外は、通常診療 08:30~20:00(昼休みなし)です。

2012年8月27日月曜日

雨の日の思い出。


猛暑で大気の状態が不安定なためか、今年の夏は急な雨が多いように思います。
雨が降るといつも思い出すことがあります。
私が以前勤務していた病院で出逢った、Hくん 2歳。
家族と離れ、長期入院を余儀なくされていました。痛い検査も治療も、小さい身体で一所懸命耐えて、本当に頑張り屋さんの男の子でした。私はHくんの担当だったこともあり、勤務が終わってからもよく彼の病室へ遊びに行っていました。
ある日夕方から急に大雨になったことがありました。「傘も持ってきてないし帰り困っちゃうな~」などと思いながら、Hくんと二人で窓の外を見ていました。「雨がたくさん降ってきちゃってやだね~」と私が話すと、Hくんは「でも葉っぱやお花はうれしいうれしいって言ってるよ」と、もう次に遊ぶおもちゃを選びながらそんなことを話してくれました。私は、自分のことしか考えられなくなっているおとなとして恥ずかしい気持ちになりました。

こどもは時々、こちらがはっとさせられるような言動を見せて、忘れてはいけないメッセージをおとなに伝えてくれているんだなと思った出来事でした。
雨が降るといつも、このHくんとのやり取りを懐かしく思い出します。

クリニックや、みんなのおうちでたくさんのお子さんと接し、こども達の笑顔や成長ぶりにいつも元気とパワーをもらっています。
こども達の発信してくれているメッセージを大切に受け取っていきたいと、いつも思っています。そんなHくんも来春高校卒業。バスケが大好きで今ではすっかり身長もぬかされてしまいました。

2012年8月26日日曜日

第8回小児領域勉強会のご案内(おちんちんやおねしょの話)。


日常診療や目黒区の健診などで、お母さま方から多くいただく質問のひとつとして、「おちんちんについて」が挙げられます。乳幼児のおちんちんのことは、お母さまも知らないことが多いですし、お父さまもなかなか答えづらい(答えられない)ようです。

これについては、第3回の勉強会としてお話いたしましたが、みなさんの関心も高く、これまででもっとも参加者が多い会となりました。
今回の小児領域勉強会は、1年ぶりに「おちんちんの話。おねしょ(夜尿)の話」と題して開催いたします。今回も若木院長が講師を務めますので、お気軽にお越しください。

また保護者様だけでなく、保育園や幼稚園、学校の職員の方々もご興味がございましたら是非ご連絡ください。

*受講ご希望の方が増えてきているため、今回の勉強会では安全面を配慮し、お子さまのお預かりは行いませんのでご了承ください(ご一緒のご参加はもちろん可能です)。


    日 時  平成24年9月2日 日曜日 午後2時~3

    場 所  目黒通りこどもクリニック・みんなのおうち

    参加費  無 料(電話でのご予約は必要です)。

    定 員  20名(先着順) *受付締切りは、8月31日です。

    連絡先  03-6303-1091(代表)

今回は座学の講義形式となります。

2012年8月25日土曜日

ロタウイルスワクチンには2種類あります。


日頃よりクリニックならびにみんなのおうちのご利用ありがとうございます。

本邦では昨年11月末から開始されたロタウイルスワクチンですが、この7月下旬から、ふたつめのワクチンが接種開始されます。
ふたつのワクチンについて、どちらにしたらよいか?というご質問が多く寄せられておりますので、おおまかな違いを書きたいと思います。

まず一番重要な点ですが、効果については両者に差異はなく、90%前後の予防効果があるということです。また両者とも内服するタイプのワクチンです。

異なる点としては、
・昨年11月に開始された方:Aワクチンは、2回の接種を生後24週までに完了するというものです。
・今年7月に開始された方:Bワクチンは、3回の接種を生後32週までに完了するというものです。

接種費用は病院やクリニックごとに異なりますが、当クリニックでは、Aの2回とBの3回で概ね同じくらいの費用としております。

上記を踏まえ、どちらを接種するか決めていただくわけですが、お子さんの接種開始月齢や他のワクチンスケジュールとの兼ね合いもありますので、2つのワクチンの差異をご理解のうえ接種スケジュールについてご相談いただければと思います。

もちろん、ロタウイルス腸炎にかぎらず感染性の胃腸炎の予防としては、便やおむつの扱いに注意し、一処置一手洗いを徹底していくことが大切です。

2012年8月23日木曜日

ワクチンの価格

こんなニュースが出ていました。

不活化ポリオ混合ワクチンの価格を公表-
厚労省は価格の引き下げ求める考え
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/37871.html

事実、不活化ポリオワクチンの輸入時の価格はとっても安いのです。にもかかわらず、診療の現場に提供されるときにはなぜか法外な価格になっているのには、いろんな理由があります。

私たちはワクチンは全ての子どもが接種すべきと考えています。しかし様々な経緯により、まだ日本では全て国が負担して無料化されるには至っておりません。予防接種を実施することは、自分の身を守るためだけではなく、自分の大切な家族やお友達に伝染させてひどいことにならないためにも、地域社会で生きるための「人としての責務」と考えています。

今でこそ感染症の脅威が目に見えないかもしれませんが、国内において私たちはまだまだ重症な感染症にかかって大変なおもいをしたり、大切な命を落とす現実を多く診ています。そんな子どもたち、そして家族、友達、学校の先生、地域の人たちの悲しむ姿を見たくない、そのためには一人でも多くの人に予防接種を受けてもらいたいというおもいで価格を設定しています。

今の日本社会は、国も行政もなかなかすぐには動いてくれません。しかし、世の中は刻々と動いており、人の命もまたこの瞬間に生まれては消えて行っています。

医学的に評価し、必要なもの・重要なこと、それが子どもと家族そして地域のみんなのためになることならまずは自分たちから始めていきたいと思っています。

目黒通りこどもクリニックの予防接種は安いよね、というきっかけでいらっしゃるのも良いですが、今一度、大切な人の命を守るため、自分だけではなく社会の一員として人として、という私たちの気持ちもちょっとだけわかってもらえるとうれしいです。

不活化ポリオワクチンの定期接種が始まります。


日頃からクリニックならびにみんなのおうちのご利用ありがとうございます。

本年4月に厚生労働省から認可を受けました不活化ポリオワクチンが、この9月1日から定期接種として、各医療機関で接種が開始されます。

当クリニックでも9月1日から接種を開始します.

接種時の注意点が何点かあります。

・接種対象期間は、生後3カ月~90カ月(7歳6カ月)です。
・予防接種記録票は、8月末ごろに目黒区から送付されます。ただし、平成24年7月生まれのお子さん(10月中に3カ月になるお子さん)には9月末ごろに送付されます。
・平成22年4月より以前にお生まれのお子さんで、ポリオワクチンの接種が完了していない場合は、目黒区保健予防課あるいは、碑文谷保健センターにお問い合わせの上、記録票を入手されるようお願いします。
・生後3カ月以降に始まる1期初回接種(3回)は、3~8週間の間隔をあけて接種します。
・これまでに接種されているポリオワクチン(生・不活化)の回数によって、接種する回数が異なってきます。

ご予約、スケジュール、ご不明な点などございましたらお気軽にご相談ください。

2012年8月22日水曜日

残暑


暦の上ではそろそろ秋の気配を感じても良い頃となりましたが、今年の夏は残暑というよりはまだ夏真っ盛りといった暑さです。
朝、通勤途中に耳にするセミの声も例年なら「行く夏を惜しんで」といったところでしょうが、今年はまだまだパワー全開で鳴いているように聴こえる気がします。
連日、天気予報でも30度を超え、熱中症の注意も呼びかけられています。長く続く暑い夏、この時期、大人もこどもも夏の疲れが蓄積され身体に変調をきたしてしまうことが多くあります。
身体の不調を感じたら無理をせず、早めに休息をとりましょう。
そうは言ってもなかなか休息の取れないパパやママ、親御さんの受診もお受けできますので、こじらせてしまう前にご相談ください。

バランスの良い食事をこころがけ、あと少し暑さに負けない身体作りをして今年の猛暑の夏を乗り切りましょう!

2012年8月21日火曜日

麻しん(はしか)予防接種、3年間で176万人が未接種!


風疹が流行し、予防接種の重要性が改めて伝えられています。少し前になりますが、麻しん予防接種の未接種者が3年間で176万人にのぼっていることが報告されておりました。
以下は記事の抜粋です。
「予防接種法に基づく定期予防接種の対象となっている麻疹(はしか)の予防接種について、平成20年度から22年度までの3年間で計約176万人が接種対象にもかかわらず未接種だったことが国立感染症研究所のまとめで分かった。
厚生労働省は、24年度時点で麻疹発症例が人口100万人当たり年間1例未満などとする「麻疹の排除」状態を目指しているが、昨年は発症例が434例あり、100万人当たりだと3.4例だった。
厚労省は「対象者は必ず予防接種を受けてほしい」と訴えている。麻疹は18年度から、十分な免疫獲得には接種が2回必要として、1歳時(第1期)と小学校入学前の1年間(第2期)の2回接種が定められた。しかし、それ以前は2回目の接種機会がなかったため、厚労省は20年度から5年間の限定措置で中学1年生時(第3期)と高校3年生時(第4期)にも接種機会を設けている。」
現在、定期予防接種としては、麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)となっておりますから、風しんについても176万人が未接種ということになります。
麻しん・風しん予防・撲滅のためにも、積極的に予防接種を受けるようにしましょう!

2012年8月19日日曜日

第8回小児領域勉強会のご案内(おちんちんやおねしょの話)。


日常診療や目黒区の健診などで、お母さま方から多くいただく質問のひとつとして、「おちんちんについて」が挙げられます。乳幼児のおちんちんのことは、お母さまも知らないことが多いですし、お父さまもなかなか答えづらい(答えられない)ようです。

これについては、第3回の勉強会としてお話いたしましたが、みなさんの関心も高く、これまででもっとも参加者が多い会となりました。
今回の小児領域勉強会は、1年ぶりに「おちんちんの話。おねしょ(夜尿)の話」と題して開催いたします。今回も若木院長が講師を務めますので、お気軽にお越しください。

また保護者様だけでなく、保育園や幼稚園、学校の職員の方々もご興味がございましたら是非ご連絡ください。

*受講ご希望の方が増えてきているため、今回の勉強会では安全面を配慮し、お子さまのお預かりは行いませんのでご了承ください(ご一緒のご参加はもちろん可能です)。


    日 時  平成24年9月2日 日曜日 午後2時~3

    場 所  目黒通りこどもクリニック・みんなのおうち

    参加費  無 料(電話でのご予約は必要です)。

    定 員  20名(先着順) *受付締切りは、8月31日です。

    連絡先  03-6303-1091(代表)

今回は座学の講義形式となります。

2012年8月17日金曜日

ワクチンの大切さ


首都圏でも風疹が流行しはじめ、厚生労働省が全国各都道府県に風疹対策について注意喚起を出しています。今年初めから現時点で昨年同時期の2倍の感染が報告されているそうです。
1977~1994年は女子中学生を対象に風疹の定期接種が実施されていたため、現在20~40代の男性の風疹抗体保有状況が低く、今回の流行はこの年齢層の男性を中心に発生しています。しかし女性の感染も約3割にみられており、妊婦さんへの感染が憂慮されます。

風疹は風疹ウイルスの飛沫感染によっておこり軽い風邪症状で始まり、発疹、発熱、後頸部のリンパ節の腫脹などが主症状で、潜伏期間は2~3週間です。
また妊婦が妊娠早期にかかると、出生した児に先天性風疹症候群とよばれる病気が発症することがあり、心臓病、白内障、聴力障害などの障害を持って生まれる可能性があります。そのため妊娠を希望する女性や妊婦の家族に対するワクチン接種が大切になってきます。
実際に考えられることとして、「妊婦さんになる年代の友人と遊んでいた→実は自分が風疹にかかっていた→気づかずに妊婦さんに伝染してしまった・・・」という状況もありうるわけです。

平成23年度の感染症流行予測調査によると、30代から50代前半の男性の5人に1人は風疹の免疫を持っていませんでした。20代の男性は10人に1人は風疹の免疫を持っていませんでした。また、過去に風疹に罹ったことがあると記憶しておられる方も、実は別のウイルス感染だったということもあるため、場合によっては血液検査で免疫がついているか確認するとよいでしょう(抗体価の測定)

現在、2007年からはじまった10~20代の麻しん流行を受けて、生殖年齢に入る中学生・高校生を対象とした、麻しん・風しん混合ワクチン(MRワクチン)の第3期・第4期の接種が行われております。是非、中学生・高校生も接種をお願いします。

妊婦さんは、通常風疹の予防接種を受けることができません。お父さまを含め周囲の方が早めに予防接種されることが望まれます。お父さま、お母さまの予防接種も当クリニックで受けられますので、お気軽にご相談ください。

2012年8月16日木曜日

夜尿の相談をお受けしております。


日頃よりクリニックならびにおうちのご利用ありがとうございます。

夜尿外来を始めまして、徐々にご相談をいただけるようになりました。最初に、普段の生活やおしっこの習慣、水分の摂り方、睡眠のリズムなど、詳しくお話をうかがわせていただきます。

夜尿をしても眠りが深く起きないお子さんや、2回の夜尿があったけど徐々に1回になってきたお子さん、便秘がちなお子さんなど、夜尿といっても生活リズムや排便排尿習慣はもちろんみなさん一緒ではありません。
お話をよくうかがってから、薬物治療などを開始する前に、まず生活のアドバイスなどさせていただいております。
ご家族といっしょに、ご本人をお手伝いしていきますので、お困りの際にはお気軽にご相談ください。

2012年8月15日水曜日

診察前の注意点


連日暑い日が続き、ニュースでも「熱中症にならないように・・・」と注意を呼びかけられています。
以前のブログで暑い日のお出かけの注意点として、抱っこやベビーカーの時に保冷剤を使用したり出かける前に水分を十分取らせてからの外出をおすすめしました。
暑い日のお出かけにはぜひ実行していただきたいのですが、診察にいらっしゃる前だけは直前に水分をたくさん飲んできてしまうと、のどやお腹の診察の時に刺激で嘔吐してしまうことがあります。

診察前の水分摂取、食事は直前にならないようお気を付けください。また予防接種の際は、接種後約30分の経過観察をさせていただいております。急なアレルギー反応が出ないかどうか、などの観察をするためなので、飲食は原則としてご遠慮いただいております。時間の調整が難しいですが、接種の1時間くらい前に水分摂取をしてお越しいただければと思います。

まだまだ暑い日が続きそうです。暑さに負けず楽しく夏を乗り越えましょう。

2012年8月14日火曜日

不活化ポリオワクチンの定期接種が始まります!


日頃からクリニックならびにみんなのおうちのご利用ありがとうございます。

本年4月に厚生労働省から認可を受けました不活化ポリオワクチンが、この9月1日から定期接種として、各医療機関で接種が開始されます。

当クリニックでも9月1日から接種を開始します.

接種時の注意点が何点かあります。

・接種対象期間は、生後3カ月~90カ月(7歳6カ月)です。
・予防接種記録票は、8月末ごろに目黒区から送付されます。ただし、平成24年7月生まれのお子さん(10月中に3カ月になるお子さん)には9月末ごろに送付されます。
・平成22年4月より以前にお生まれのお子さんで、ポリオワクチンの接種が完了していない場合は、目黒区保健予防課あるいは、碑文谷保健センターにお問い合わせの上、記録票を入手されるようお願いします。
・生後3カ月以降に始まる1期初回接種(3回)は、3~8週間の間隔をあけて接種します。
・これまでに接種されているポリオワクチン(生・不活化)の回数によって、接種する回数が異なってきます。

ご予約、スケジュール、ご不明な点などございましたらお気軽にご相談ください。

2012年8月13日月曜日

おむつかぶれ


連日の猛暑で大人もこどもも体調を崩しがちです。いわゆる夏風邪も流行っていて、発熱が続いたり、のどの痛みやお咳が長引いてしまっている方も多くいらっしゃいます。
また、お腹の調子を崩し、下痢が続いてしまっているお子さんもいらっしゃいます。下痢の時、全身状態の観察とともに気をつけてあげなければいけないのがおむつかぶれです。
こどもの肌はデリケートなので、数時間でもおしりが赤くなってしまうことがあります。
頻回の下痢の場合、1日何回かは洗面器やシャワーを使っておしりを洗ってください。霧吹きや食器洗剤の空ボトル(よくすすいでから。念のため)に微温湯を入れて、おむつを交換する時におしりをお湯で流す方法と併せて行うといいでしょう。
そしておしり拭きはこすらないように、押し拭きで汚れや水分を拭き取ります。おむつかぶれの軟膏をお持ちであれば、清潔にしたあと軟膏をすりこまず、ペタペタと置くように塗ってあげてください。炎症をおさえるだけでなく次に便が出たときの皮膚の保護にもなります。
おしりが赤くなってしまったらまずは清潔を保ちましょう。改善が芳しくない時は、カンジダなどのカビ(真菌)が原因の場合もありますので早めに受診をしましょう。

2012年8月12日日曜日

「となりのトトロ」に学ぶ


こども達に絶大なる人気の「となりのトトロ」、みなさんも一度はご覧になったことがあるのではないでしょうか。クリニックのモニターでも「となりのトトロ」が上映されていると、こども達は必ず足を止めて画面にくぎ付けになっています。
「となりのトトロ」には、地域でこども達の成長を見守り、支えあっていくという日本の古き良き時代が描かれています。孤立した子育てが問題になっている現代、「となりのトトロ」には学ぶものが多いように思います。

こども達をきちんと叱り、しっかりほめる。「自分たちがかけがえのない大切な存在なんだ」ということを、こども達にいろいろなかたちで伝えていく。

こどもの頃、親戚や近所の人に「お姉ちゃんになったね~」や、「昔は泣き虫さんだったのにすっかり大きくなって」などと言われると、どこか照れくさく感じたものですが、今になると自分がどれだけたくさんの人に見守ってもらいながら成長してきたのかということを、自分が見守る立場になって改めて実感しています。

クリニックに来てくれているお子さんも少し会わないとびっくりするほどの成長ぶりを見せてくれます。クリニックに来てくれているみんなが大きくなったら、小さい時の話、パパやママがどんなに大切にみんなのことを育てていたか、たくさん、たくさんお話ししたいと思っています!

2012年8月10日金曜日

ロタウイルス胃腸炎


昨年11月からロタウイルス胃腸炎に対してのワクチンが開始されました。ロタウイルス胃腸炎は5歳くらいまでにほとんどのお子さんが感染されるといわれており他の胃腸炎に比べると経過が長く1週間程度嘔吐や下痢が続いてしまいます。初回感染の時が重症化しやすく年齢の小さいお子さんは入院治療が必要になることもあるため、ワクチンでの予防は大切です。
先月下旬にもロタウイルス胃腸炎に対するワクチンが発売され現在クリニックでは2種類のワクチンを取り扱っています。2種類とも生ワクチンでそれぞれ接種回数や接種可能期間が異なります。クリニックでは予防接種スケジュールのご相談を受けた時点で接種期間や他の予防接種との兼ね合いを考え、ご相談させていただいています。
ご不明な点やご質問があればお気軽にご相談ください。

2012年8月9日木曜日

第8回小児領域勉強会のご案内(おちんちんやおねしょの話)。


日常診療や目黒区の健診などで、お母さま方から多くいただく質問のひとつとして、「おちんちんについて」が挙げられます。乳幼児のおちんちんのことは、お母さまも知らないことが多いですし、お父さまもなかなか答えづらい(答えられない)ようです。

これについては、第3回の勉強会としてお話いたしましたが、みなさんの関心も高く、これまででもっとも参加者が多い会となりました。
今回の小児領域勉強会は、1年ぶりに「おちんちんの話。おねしょ(夜尿)の話」と題して開催いたします。今回も若木院長が講師を務めますので、お気軽にお越しください。

また保護者様だけでなく、保育園や幼稚園、学校の職員の方々もご興味がございましたら是非ご連絡ください。

*受講ご希望の方が増えてきているため、今回の勉強会では安全面を配慮し、お子さまのお預かりは行いませんのでご了承ください。


    日 時  平成24年9月2日 日曜日 午後2時~3

    場 所  目黒通りこどもクリニック・みんなのおうち

    参加費  無 料(電話でのご予約は必要です)。

    定 員  20名(先着順) *受付締切りは、8月31日です。

    連絡先  03-6303-1091(代表)

今回は座学の講義形式となります。

2012年8月8日水曜日

長引く下痢・・・二次性乳糖不耐症かもしれません。


下痢が続いてなかなか治らない、本人は元気になって食欲も出てきたのに下痢だけ続く、そんな症状のお子さんがいらっしゃいます。
慢性的な下痢の原因としてはいろいろな病気が考えられますが、乳幼児でウイルスや細菌による急性胃腸炎のあとに下痢が長引いている、という場合は二次性乳糖不耐症というものが多いでしょうか。
二次性乳糖不耐症は、文字通り二次的に起こるわけですが、胃腸炎で腸の粘膜が“荒れて”しまい、乳糖を分解する酵素がうまく働けない状況になります。そのため母乳やミルク、乳製品を摂ったときに下痢になってしまうわけです。
この状態が考えられる場合には、無乳糖ミルクなどを使用したり、内服薬として乳糖分解酵素を母乳やミルクを飲むときにいっしょに服用する、ということが挙げられます。

ただし、必ずしも長引く下痢すべてがこの病態ではないので、受診のうえ相談されるのが良いでしょう。

2012年8月7日火曜日

8月の診療スケジュールです。


いつもクリニックならびにみんなのおうちのご利用ありがとうございます。
8月の開院スケジュールについてお知らせいたします。

8月は、8(水)~15(水)まで夏季休業を頂戴いたします。みなさまにはご不便をおかけいたしますが、ご理解のほど宜しくお願いします。
*みんなのおうちもお休みとなります。

8月
  日  月  火   水    木      金   土
              1     2    3  
           7       8     9  10 11
  12    13  14  15  16   17 18
  19    20  21  22  23   24 25
  26    27  28  29  30    31  
 
     ・・・ 休診日
     
上記以外は、通常診療 08:30~20:00(昼休みなし)です。

2012年8月6日月曜日

からだの洗い方・・・よく泡だてて洗いましょう!

クリニックには、湿疹や皮膚のトラブルで来院される方も多くいらっしゃいます。通常の外来とともにアレルギー外来でも拝見しております。その中でまず重要になるのが、「からだの洗い方」です。
洗い方のアドバイスとして、
・石けんをよく泡立てて、泡で洗いましょう。
・スポンジや目の粗いタオルなどでゴシゴシ洗うと皮膚を傷つけてしまいます。
・素手で洗うことで、適度な力で洗うことができ、皮膚の状態も感じることができます。
・最後には、ぬるめのお湯で皮膚に石けんの成分が残らないように十分に洗い流しましょう。
・お顔も含めて、湿疹(赤み)があるところもよく洗うことが大切です。
といったことを中心にお話ししています。

保湿剤や軟膏の使い方と同様に、からだを正しく(&楽しく)洗うことはすごく大切なんです。

*上記に関連する内容は、webサイトでもご覧いただけます。
http://www.maruho.co.jp/araikata/


2012年8月4日土曜日

お風呂のお話


日中は暑く湿度も高い日が続き、夜や朝方はエアコンの調節が難しく、少し肌寒かったりもいたします。そのためか、熱が出てしまったり、咳が長引いてしまったり、お腹の調子を悪くしてしまってクリニックに受診するお子さんや親御さんが多くいらっしゃいます。

受診の際にパパやママから「体調の悪い時のお風呂はどうしたらいいですか?」というご質問をよくされます。
発熱や咳をするだけでもこども達はたくさんの汗をかきます。また下痢の時などはお尻が赤くなったり、オムツかぶれになってしまうこともあります。

クリニックでは発熱していても、清潔目的での入浴をおすすめしています。入浴で疲れないように短時間でさっと入り、お風呂からあがったら早めに着替え湯冷めしないようにしましょう。水分補給も大切です。
身体がさっぱりすることで睡眠がとりやすくなり、休息がとれます。こども達の元気になる力を信じながら、環境を整えたり、必要なケアを行ってあげることが回復の手助けになります。

子育て中はお子さんの色々な場面に直面します。お子さんの病気はパパ、ママにとっても心配が尽きません。どんな疑問でも不安でも私達スタッフにご質問ください。

2012年8月3日金曜日

不活化ポリオワクチンの定期接種が開始されます!


日頃からクリニックならびにみんなのおうちのご利用ありがとうございます。

本年4月に厚生労働省から認可を受けました不活化ポリオワクチンが、この9月1日から定期接種として、各医療機関で接種が開始されます。

当クリニックでも9月1日から接種を開始します.

接種時の注意点が何点かあります。

・接種対象期間は、生後3カ月~90カ月(7歳6カ月)です。
・予防接種記録票は、8月末ごろに目黒区から送付されます。ただし、平成24年7月生まれのお子さん(10月中に3カ月になるお子さん)には9月末ごろに送付されます。
・平成22年4月より以前にお生まれのお子さんで、ポリオワクチンの接種が完了していない場合は、目黒区保健予防課あるいは、碑文谷保健センターにお問い合わせの上、記録票を入手されるようお願いします。
・生後3カ月以降に始まる1期初回接種(3回)は、3~8週間の間隔をあけて接種します。
・これまでに接種されているポリオワクチン(生・不活化)の回数によって、接種する回数が異なってきます。

ご予約、スケジュール、ご不明な点などございましたらお気軽にご相談ください。

2012年8月2日木曜日

熱中症にご注意。予防が大切です。


先週、熱中症で救急搬送された方は、全国で8000人を超えるとか。前週から1.5倍以上ということです。起こしてしまった場合の対応も大切ですが、起こさないように準備することも重要になりますね。


予防について書いていきます。熱中症は高温ばかりでなく、湿度の高い状況(多湿)も関係します。このためスポーツ活動や労働従事中に、室内や体育館でも発症してしまうわけです。

 まず大切なのは、体調管理です。睡眠不足やかぜをひいているなど万全の体調でないときには起こしやすくなるからです。次に水分や塩分の補給を十分に行うことが重要です。あらかじめしっかり補充し、スポーツや遊んでいる最中にもこまめに補います。いわゆるスポーツドリンクでも良いですし、味噌汁やスープといったものも塩分やミネラルが含まれおり適しています。最近では、塩分を多めに含んだ飴(塩飴)も市販されており、事前の補充や休憩中の補給に適しているものもあります。

 また指導者や保護者の立場として、気温によってはスポーツ活動などを一時中断し休息をとらせるようにする勇気も必要だと思います。

 それから屋外の活動においては、帽子を着用し、日焼け止めもしっかり使うようにします。使用により皮膚の保護ばかりでなく、体力の消耗をおさえることができます。

 乳幼児のお出かけには、あらかじめミルクや母乳、お茶などを十分飲ませるようにします。服装は通気性のよいものにします。ベビーカーについては、タオルにくるんだ保冷剤や氷嚢を準備したり、熱がこもらないように通気にも気を遣いましょう。

 最後は、おうちに帰ってからの対応です。家に戻ると元気そうでほっとしてしまいます。しかし、日中に体中が暑くなってしまって体内にこもって上がってしまった体温(深部体温という)をしっかり冷ます目的で、帰宅したらぬるめのシャワーやお風呂(少し冷たいと思うくらい)でさっぱりしつつ、体温をしっかり下げることはとっても効果的です。

2012年8月1日水曜日

「みんなのおうちだより」から。

日頃よりクリニックならびにみんなのおうちのご利用ありがとうございます。
この7月から「みんなのおうちだより」をおうちご利用の方むけにお出ししています。今回はその一部をご紹介します。

「日差しが差し込むある日の午後。それまで活発に動き回っていたAくんが、じっと一点を見つめていました。
その様子をよく見ると、背中に日差しを受け、ままごとのついたてにAくんの影が映し出されていたのです。
Aくんがしゃがんだり立ったりすると、その影もしゃがんだり立ったり。きゃっきゃっと笑いながら影遊びをするAくんがなんともかわいらしく、私もAくんとはしゃいでしまったのは言うまでもありません・・・。Aくんにとってこの出来事は大発見だったことでしょう。
子どもたちのこのような気づきの場面に遭遇して、一緒に喜びあえることを私たちはとても嬉しく思います。」(おともだちのコーナーより)