現在、ウイルス性胃腸炎(嘔吐下痢症)が再度多くみられております。当クリニックでは、ウイルスを特定する検査は行っておりませんが、ノロウイルスやロタウイルスによるものも含まれている可能性があります。
このウイルス性胃腸炎、嘔吐物や下痢便(おむつ)を扱った手指を介して口から入り、胃腸(腸管)で増殖してしまう「糞口(ふんこう)感染」が主な感染の経路です。すなわち、手洗い・うがいが重要なのです。
“一処置一手洗い”を徹底することが大切ですが、普段お子さんのおむつ交換などに慣れていないお父さん方は、より気をつけましょう。
また外出先から家に感染を持ち込まないように、職場などでも手洗いうがいを徹底しましょう。手洗いをするときには、一緒にうがいもするようにすればよりよいでしょう。