2011年7月26日火曜日

虫から学ぶ

昨日午前中の涼しい時間にに2人の女の子と公園に行ったら、「じーじーー」と夏らしい鳴き声が!
しばらくすると、虫網・虫かごを持った小学生のお兄さん達がやってきました。

「よし、俺が追い込むからな!」
「あとは任せろ!」

見事な連携プレーで夢中になって虫を追いかけていました。
・・・虫かごを見せてもらったらカナブンしか入っていませんでしたが(笑)

こども達にとって虫はとっても大切な学びの題材です。
よく小さな子はアリやだんご虫を足や指でつぶしますよね。
これも必要な経験とされています。
はじめから「死んじゃうからやめなさいっ」と言わずに、命の大切さを少しずつ体験から学ばせることが良いのだそうです。
保育界の研修で、「虫を殺した数だけ虫を大切にできるようになる」なんて先生もいらしたぐらいです。

昔に比べると、虫と触れ合える場が減ってきている現実もありますが、こどもの視線になって見渡してみると、まだまだそこらじゅうに色々な虫があふれています。

虫嫌いなこどもはいません。
虫が苦手な子は、お母さんの虫への反応で苦手になっていきます。
虫が嫌いなお母さん、ぐっとこらえてお子さんの前では虫嫌いをなんとか隠してくださいね。

「みんなのおうち」スタッフも、命の大切さを感じられるようなこどもたちへの関わりに努めてまいります。


みんなのおうち