2013年3月4日月曜日

PM2・5・・・環境省が注意喚起を行う濃度を決定。


健康への影響が懸念されている微小粒子状物質(PM2・5)については、ニュースでもよくとりあげられています。そのような中、先日、環境省の会合で、外出を控えるよう呼びかけるなどの注意喚起を行う濃度は、大気1立方メートル当たり1日平均70マイクロ・グラム超とする暫定指針を決めました。これは環境基準値の2倍にあたる数値です。現在のところ、今年度この基準を超えたケースはほとんどなかったとのことですが、指針は健康な成人を想定して作られた値なので、お子さんや高齢者、肺の慢性疾患をお持ちの方の場合はこの指針の値に達しなくても注意してほしいとのことです。引き続き、日々のエアロゾル予測などの情報に注意していきましょう。