2013年3月21日木曜日

おたふく、水痘など4ワクチンについて、定期接種化を検討。

報道によりますと、厚生労働省は衆議院の委員会で、世界保健機関(WHO)が推奨する水痘、おたふくかぜ、B型肝炎、成人用肺炎球菌の4ワクチンを定期接種に追加することを検討する考えを示しました。
今年度4月以降に定期接種化される見通しの子宮頚がん・ヒブ・小児肺炎球菌の3ワクチンと上記4ワクチンについては、これまで日本医師会と予防接種推進専門協議会が定期接種の対象に追加するよう早期の予防接種法改正を求める署名活動を行っておりました。
B型肝炎については、世界をみても定期接種化されていない国は少数派ということです。また水痘やおたふくワクチンについては免疫獲得においては、1回接種ではなく、2回接種が推奨されております(日本小児科学会では、2回目を、水痘で1歳半~2歳、おたふくで5~7歳と推奨)。
議論がまとまり、より予防接種が受けやすい環境になることを願います。