2013年3月16日土曜日

赤ちゃんの鼻水・鼻づまり


この時期、花粉症で鼻水・鼻づまりに悩まされていらっしゃる方も多いですが、赤ちゃんのお風邪でも鼻水・鼻づまりにお母さん方は悩まされますね。

お風邪では、鼻炎も伴うことが多く、鼻水・鼻づまりで赤ちゃんはなかなか哺乳がうまくいかない、寝苦しいといったことが見られます。
鼻づまりで哺乳しづらいときは、苦しくなる前に息継ぎをさせましょう。普段の量が飲めないときには、1回量を減らして回数を多くするのも良いでしょう。

内服では、痰をきりやすくするお薬などがあります。また鼻汁を抑える抗ヒスタミン薬は、近年は乳児には使用しないことが多くなっています。

実際に鼻汁を吸う場合には吸引器がありますが、ご家庭用の簡易の吸引器は安全を考えて、鼻の奥までは入らない構造になっています。クリニックでは機械式の吸引器を備えましたので、鼻水・鼻づまりが強く、飲みづらい・寝苦しいといった場合にはお気軽にお申し付けください。