RSウイルスやマイコプラズマ感染が流行していると発表されていますが、徐々に急性胃腸炎(嘔吐下痢症)も増えてきています。
下痢の時、全身状態の観察とともに気をつけてあげなければいけないのがおむつかぶれです。
下痢の時、全身状態の観察とともに気をつけてあげなければいけないのがおむつかぶれです。
こどもの肌はデリケートなので、数時間でもおしりが赤くなってしまうことがあります。
頻回の下痢の場合、1日何回かは洗面器やシャワーを使っておしりを洗ってください。霧吹きや食器洗剤の空ボトル(よくすすいでから。念のため)に微温湯を入れて、おむつを交換する時におしりをお湯で流す方法と併せて行うといいでしょう。
そしておしり拭きはこすらないように、押し拭きで汚れや水分を拭き取ります。おむつかぶれの軟膏をお持ちであれば、清潔にしたあと軟膏をすりこまず、ペタペタと置くように塗ってあげてください。炎症をおさえるだけでなく次に便が出たときの皮膚の保護にもなります。
おしりが赤くなってしまったらまずは清潔を保ちましょう。改善が芳しくない時は、カンジダなどのカビ(真菌)が原因の場合もありますので早めに受診をしましょう。