夏を前にして、手足口病の流行が報告されています。毎年この時期から増加していく傾向です。
原因はコクサッキーウイルスやエンテロウイルスというグループであり、きわめて日常的な感染症で、予後の良好な病気ではあります。
しかし、まれではありますが脳炎や髄膜炎といった重篤な症状になることもありますし、高熱や口の中の痛みのため食事や水分摂取がままならず、脱水傾向になることもあります。
食事や水分(+糖分)の摂取状況や、嘔吐が頻回でぐったりしている、といった症状の有無などに注意しましょう。