それでは安全面はどうでしょうか。事故の報告としてもっとも多く報告されているのは、スリングからの転落です。その他、股関節脱臼の危険性が指摘されています。
また、スリング内での窒息の危険性が指摘されており、特に首のすわっていない乳児の場合、スリング内で首が過度に前屈しないように注意し、子どもの顔が常に見えている状態で使用することが重要です。
正しい使い方を知り、事故のないように使用しましょう。
(今回は、日本小児科学会ホームページのinjury alert (傷害速報)を参考にご紹介いたしました。 http://www.jpeds.or.jp/alert/index.html )