2012年11月14日水曜日

セアカゴケグモ(特定外来生物)についての注意点

先日、毒グモであるセアカゴケグモが川崎市で発見されたというニュースがありました。西日本を中心とした報道がこれまで多かった印象ですが、これまでで23府県での発見と、生息域が拡大している模様です。

赤またはだいだい色の斑紋が腹部背面にあるメスが毒をもっています。咬まれると激しい痛みととももに、局所の腫れ、といった症状から、めまい、嘔吐などもみられ、時には呼吸困難などが現れることもあります。咬まれたときはまず医療機関に相談しましょう。

生息は網を張って住み着きますが、条件として、日当たりがよく暖かい・昆虫などえさが豊富にある・巣を張るすき間がある、といったことが挙げられています。
お子さんが遊ぶ空間の中ではその一例として、排水溝の側面やふたの裏、自動販売機の裏(人工的に暖かい場所)、公園の砂場の玩具、地面に半分埋められたタイヤなどの玩具、花壇のまわりのブロックやうつ伏せになった空の植木鉢などが挙げられます。

セアカゴケグモを見つけても、素手で触ったり、捕まえたりしないようにしましょう。