2012年10月10日水曜日

体内時計のずれと肥満

先日の新聞記事に「遅い夕食はやっぱり太る」というものがありました。
夕食の時間が遅いなど食事の間隔が乱れていると、体内時計のずれるということです。体内時計とは、生物の生命活動のリズムを作る仕組みで、睡眠や覚醒(目覚めること)、体温やホルモン分泌などの機能を約24時間の周期で調整しています。

通常3回の食事の中では、夕食から朝食までの時間(絶食)がもっとも長いわけですが、長い絶食後の朝食で体内時計がリセットされるということです。そして夕食の摂取が遅くなることで体内時計が2~3時間ずれ、体内時計のリズムが狂ってしまうようです(マウスの実験)。

人間では体内時計の混乱によって肥満や糖尿病になりやすい、ということが分かっていて、肥満の予防のためにも規則正しい食生活が大切だということです。

また、こども達にとって遅い夕食は遅い就寝にもつながり、翌朝「おなかがすいていない」「眠くてすっきり起きられない」という悪循環にもつながります。