４月から夜尿外来を開始いたしました。少しずつご相談をいただいております。
外来では、よくお話をうかがい、生活のアドバイスをさせていただき、治療を行っております。
今回は、ひとつの治療方法を紹介します。アラーム療法といって、おしっこ（水分）に反応するセンサーを用い、夜尿があると「ビー！」とアラームが鳴り、患者（家族）を起こす、という仕組みです。夜尿症診療の目安でもあります「夜尿症ガイドライン」でも推奨されているのですが、アラームによってご家族も夜間に起こされてしまうので、ご家族のご協力が不可欠な治療法です。
ご本人やご家族のお考えも含めて、本人の生活や夜尿のパターンなどを総合的に判断し、治療の選択を行っていきます。お困りの際には、まずご相談ください。
