2014年2月14日金曜日

こんなときどうするの? 《歯磨きはいつから・どうやって始めるの?》

「歯みがきは、いつから始めたらいいですか?」
これは、小さなかわいい歯が生え始める頃によく受ける質問です。
“小児科と小児歯科の保健検討委員会”では、
「口腔内を清潔にし、むし歯予防のために行う歯みがきは子どもにとって大切な生活習慣の一つである。そこで、幼児期後半までに睡眠・運動・食事の生活リズムを身につけるのと同じように、規則正しい食生活に基づく歯みがきの習慣づけが大切である。」
と、提唱しています。その中に発育段階別にみた歯みがきの考え方がまとめられています。
乳児期前半は歯みがきの準備期間として、口の周りを優しく丁寧に拭いてあげる、
乳児期後半は歯みがきの導入として、生歯が見られたら歯みがきを始めましょう!とあります。その際に気を付けることとしては、いきなり歯ブラシを使うのではなく、ガーゼみがきから徐々にブラシに移行することです。赤ちゃん用の歯ブラシも販売していますが、ガーゼみがきにも慣れてから使用しないと、口を開けることも嫌がってしまい歯みがき嫌いになってしまうこともあるようです。
その他、磨き方のアドバイス、歯ブラシの選び方や歯みがき粉の使い方などもまとめられているので、興味のある方はHPでご覧になってみてはいかかでしょうか。

歯みがきの習慣づけも大切ですが、もう一つ忘れてはいけないことがありますね。
それはまず、「むし歯にならないようにすること」です!!
①甘い物を控える、②ジュースや乳酸菌飲料を哺乳瓶やマグでだらだら飲ませない、③お菓子をだらだら食べさせないことが大切です。
そうは言っても・・ぐずってしまって、どうしようもないときのお助けアイテムとしてジュースやお菓子が登場することもありますよね。気を付けたいのは、これが当たり前にならないようにすること。食後に歯みがきができない場合は、お水やお茶を飲んで口の中を清潔にするといいですよ。そして、夜はしっかり歯みがきしてあげましょう。
歯みがきとむし歯予防は、どちらも必要なことです。無理なく習慣づけていけるように心がけていきましょう!!