お父さんお母さんは、お子さんの成長を日々感じられていると思います。くびがすわったら、寝返りができるようになり、ハイハイからつかまり立ち、つたい歩き、ひとり立ち、というように乳児期の成長は驚くべきスピードで進んでいきます。
クリニックには、「ベッドから落ちて頭を打ちました!」とか「ソファーからの落ちました!」とか「届かないと思っていた机の上の親の薬を飲んでしまいました!」といった具合で受診される方がみえます。親御さんも肝を冷やしますが、お子さん達はもっとびっくりしているでしょう。
幸い大事には至らない場合もありますが、診察を行い観察項目や注意事項をお話した後、「こどもは毎日毎日成長していて、昨日できなかったことが今日はできたりしますよね」というお話を加えます。
お子さんの成長にあわせて、あるいは先取りし、親(保護者)は事故予防の対策をバージョンアップして講じていきましょう!