今月の『にこにこの日』で、子どもの発熱時の対応について看護師よりお話させていただきました。クリニックでの診察の際にもお話している内容です。ぜひ参考になさってください。
お子さんの状態が心配なとき、対応に迷うとき、気になることがあるときは、いつでもご相談くださいね!
<おうちでの観察ポイント>
お子さんの状態が心配なとき、対応に迷うとき、気になることがあるときは、いつでもご相談くださいね!
<おうちでの観察ポイント>
・きげんは悪くない? 泣き方はいつもと違う?
・ぐったりしていない?
・母乳、ミルクは飲めている?(食事、水分、いつもと比べて減っていない?)
・おしっこの回数、量は減っていない?
<おうちでの過ごしかた>
①元気がないときは無理をさせず、ゆっくり安静にからだを休ませましょう。
①元気がないときは無理をさせず、ゆっくり安静にからだを休ませましょう。
・室温・湿度は、大人が心地よいと感じるくらいの26~28℃(外気温との差は5℃以内)を目安に。
・本人の様子をよく見て冷房・扇風機を利用し、風が直接からだに当たらないようにしましょう。
・寝衣・寝具は、汗をかいたらこまめに交換しましょう。薄着ではからだが冷えてしまいます。厚着、布団のかけ過ぎは、熱をこもらせてしまいます。汗のかき具合やおしっこの回数・量・色も観察して、調整してあげてくださいね。
②クーリングや解熱剤を利用するのも一つの方法です。お子さんが嫌がる場合は、無理に冷やす必要はありません。保冷剤、アイスノン、氷を入れたビニール袋・氷まくら、などを首の付け根、わきの下、足の付け根(内側)にあて冷やす方法もあります。
☆解熱剤の使い方:(必ず、医師に相談してから使用しましょう。)
→38.5℃以上のとき、ぐったりしている、機嫌が悪い、眠りが浅い、水分食事がとれないときは、医師から処方された解熱剤(シロップや粉の飲み薬または坐薬)を正しく使用しましょう。
→38.5℃以上のとき、ぐったりしている、機嫌が悪い、眠りが浅い、水分食事がとれないときは、医師から処方された解熱剤(シロップや粉の飲み薬または坐薬)を正しく使用しましょう。
③しっかりと水分補給をしましょう。
正しい水分補給が、いちばん大切になります。
母乳、飲み慣れた人工乳、水、お茶、イオン飲料、スポーツドリンク、おみそ汁、りんごジュースなど(塩分・糖分も一緒に補給できるものが良いです◎)無理に飲ませず、本人が飲める量をこまめに補給してあげてくださいね。
④食事は無理せず、消化に良いものを少しずつ与えましょう。食欲がないときは無理に与えず、本人が食べられる量、おなかに負担のかからないものが良いでしょう。(おかゆ、ぞうすい、煮込みうどん、たまごとうふ、くだもの、ゼリーやプリンなど)
④ぬるめのお風呂やシャワーはOKです。さっと汗を流して清潔を保つために38℃前後のぬるめのシャワー・湯船は入ってもらって構いません。湯冷めしない程度、本人の体力も消耗しない程度で、入れてあげてくださいね。