2013年11月29日金曜日

RSウイルス感染予防には受動喫煙を避けることも大事!

何度かこのお知らせにも登場しているRSウイルス感染症についてです。
症状としては、鼻汁・咳嗽といった上気道の症状から始まることが多いです。また乳幼児で喘鳴(ぜーぜー)や呼吸数の増加などを認める場合には注意が必要です。

このウイルスは、生後1ヶ月前後のお子さんでもかかってしまうような感染力の強いウイルスです。ご兄弟姉妹やご両親が“鼻かぜ”程度であっても、乳児には症状が強く出ることもありますので、ご家族みんなで手洗い・うがいをしっかり行いましょう。

また、タバコの煙を吸うことが感染の危険因子のひとつ(感染しやすくなる)と考えられています。そのため、とりわけ乳幼児の受動喫煙を避けることはRSウイルスの気道感染を予防するうえで重要といえます。