2015年2月21日土曜日

花粉症の時期に入りました。

今年のスギ・ヒノキ花粉飛散量は平年よりやや多めと予測されているようです。

くしゃみが目立たないお子様でも、いつもの風邪と比べると鼻汁・鼻閉の経過が長い場合や、”鼻が詰まる・むずむずする”、”目がしょぼしょぼする”ところから生じる、鼻をこする仕草、目をこする仕草が目立つことが多くなれば、花粉症の可能性を考慮する必要があります。ただ、鼻水の出始めのときは、特に2~3歳くらいまでの小児の場合、風邪と花粉症の区別が難しい場合もあります。

花粉症の症状がある方全員が抗アレルギー薬を継続的に内服する必要はないと考えますが、アトピー性皮膚炎や喘息など他のアレルギー疾患を合併しているお子様や、寝苦しそう・遊びや勉強に集中できないなど、日常生活に影響が出るようなお子様は、継続内服も選択肢の1つになるかと思います。

花粉症をお持ちのお父様やお母様も、当クリニックで対応可能ですので、お子様の受診時、あるいはお子様の受診がないときでも、どうぞご予約時にご相談ください。