2011年6月27日月曜日

右?左? どっち?

診察をすると、こども達がたまに右、左がどっちなのかわからなくなって混乱しちゃうことがあります。お母さんやお父さんもたまに混乱してしまいます。

何でだろう?
と尋ねると、
「お医者さんから見て右・左なのか、わたしから見て右・左なのか、わからなくなっちゃった。どっちなの?」
という聞いてきます。
「なるほどー!賢い、その通り!!ちゃんと「xxxちゃんの右」だよと言わなければ駄目だよね、ごめんね。」
とついつい反省してしまうことがあります。

そう言われてみれば学生時代に解剖学の実習で、右左がわからなくなっている友達もいたなあとふと我に返りました。
医療は全て患者さんのためにあります。つまり全ての表示や指示は患者さん本人の身体を中心に考えます。
例えばレントゲン写真を見ながら説明するとき、写真はこちらを向いた身体の向きになっています。
つまり、レントゲン写真の右側を指さしたらそれは本人の身体の左側になります。

私たちが「はい、じゃあ、右手に注射しましょう!」と言った場合は、本人の右手になるわけですね!

素直に考えているこどもの意見は正しいことが多いですね。
私たちにとって当たり前のようなことですが、悩んで固まっているこども達を見ると、こども達はひとつひとつ一生懸命考えてがんばっているんだ と感動し、愛らしくついほほえんでしまいます。
が、同時に自分たちのちょっとした気配りが足りないことに気づかされ反省してしまいます。

どんな些細なことでも、疑問に思うこと、不安に思うこと、ありましたら遠慮なくご相談ください。