インフルエンザの患者さんが全国各地で急増しているようで、クリニックでも先週末からインフルエンザと診断される患者さんが増えております。国立感染症研究所(東京都)によると、患者数は昨年同時期の2倍に増えていて、今月末からA型がピークに入る可能性が高い、ということです。
感染予防の対策は、さまざまなところで目にすると思いますが、今一度、要点を確認しましょう。
①体調をととのえること
・栄養や休養をしっかりととり、ウイルスに負けないからだ作りを心がけましょう。「ちょっと具合が・・・」という時には、できる範囲で積極的に“寝る”ことをお薦めします。
②日常生活での対策
・乾燥を防ぎ、湿度を保ちましょう。ウイルスは低温・低湿度を好みますので、加湿器や干し物を利用して湿度を保つように心がけます。
・手洗い・うがいの励行:これはみなさんご存知ですが、繰り返し行うことが大切です。普段の外来診療では、「うがいは、1日4-5回はやってね」、とお子さんに声をかけるようにしています。
・その他には、マスクの着用や人ごみを避けることなどが挙げられます。
寒く、乾燥が強い日が続きますが、ご家族みんなで体調を整えて乗り切りましょう!