2013年1月19日土曜日
絵本のすすめ・1(再掲)
子どもの頃に、お母さんやお父さんに読んでもらった絵本の記憶。 大人になった今でも忘れないのはどうしてなのでしょうか?
それはきっと、その記憶の中に、読んでくれた人からの愛情がいっぱいつまっているからかもしれません。 絵本を読む声、表情、ぬくもり。いろいろな情景を思い出すこともあるかもしれません。
『絵本は心の栄養』とよく言われていますが、心や知性の発達に絵本はとても役立ちます。
本は、言葉や知識を与えてくれ世界を広げ、想像力や情緒を豊かなものにしてくれます。
だからこそ、子ども達にはいい絵本にたくさん出会ってほしいと思っています。
みんなのおうちの本棚にも、絵本がたくさん並んでいます。子ども達はスタッフの読み聞かせも、自分で見るのも大好き。気に入っている絵本は、何度も何度も見て同じところでびっくりしたり、笑ったりしています。 成長を感じる場面にたくさん出会うのも、絵本のいいところですね。
では、“いい絵本”とはどういう絵本なのでしょうか? 絵本選びの参考までにどうぞ!
~絵本の選び方のポイント~
①年齢や興味に合ったもの
②読み手が気に入っているもの
③ロングセラーで愛されているもの
赤ちゃんや乳児の時期は、手触りのいいものや音が出るなどのしかけ絵本もおすすめです。お子さんの興味が少しずつはっきりしてきたら、それに合う絵本は喜んで手に取るでしょう。
またお母さんが好きな絵本・お話なら、心がこもって楽しさもよく伝わると思います。代々読み継がれていく絵本があるのもいいですね。
そして、迷ったときは長年愛されているロングセラーの絵本をおすすめします。長く親しまれているのには必ず理由があります。その理由は、絵本を開いた瞬間や読んでいる間の子どもの反応からわかるかもしれません。
この他にもいくつかポイントはありますが、一番大事なことは、絵本を通してお子さんとのコミュニケーションを楽しむことだと思います。ぜひ、絵本の世界をお子さんと一緒に楽しんでみてくださいね。
次回の2では、絵本の読み聞かせについてお話します。