2012年6月12日火曜日

アトピー性皮膚炎を悪化させる原因物質の発見

今朝のニュースや朝刊で、「アトピー性皮膚炎を悪化させたり、慢性化させる原因物質」として、たんぱく質「ぺリオスチン」が発見され、今後の治療薬開発に役立つ、とありました。
ぺリオスチンは、皮膚炎に関係するたんぱく質から出されるたんぱく質のひとつで、アトピー性皮膚炎を悪化させたり、慢性化させる一連の物質の流れの中にあるたんぱく質であるということです。これを抑えることでアトピー性皮膚炎の悪化や慢性化の流れを抑えることが期待されるわけです。

素晴らしい研究結果が出て、すぐ実用化、というわけではありませんが、ひとつひとつの研究の積み重ねが患者さんへの恩恵につながっていくわけです。

もちろん普段からのスキンケアや保湿が重要なのはいうまでもありません。「よく石鹸を泡立てての洗浄・洗顔」と「しっかり保湿剤」を行っていきましょう。