2013年11月27日水曜日

スマホ・アプリ頼みになっていませんか

 「スマホに子守をさせないで!」。日本小児科医会からは、乳幼児の心身の発達への影響が心配されるとして、来月からスマートフォンの利用を控えるよう保護者に対し啓発活動を行うそうです。
 スマホの普及に伴い絵本やパズルなど乳幼児向けのアプリも増えておりますが、スマホを子どもに渡してこうしたアプリで遊ばせたり、アニメの動画を見せたりして、放っておくケースもあるということです。みなさんはいかがでしょうか。お母さんの中には、「子どもが外出先でぐずると、つい渡してしまう」と打ち明けている方もいらっしゃいます。

 また紹介されていた同じ記事には、今月1日に乳幼児向けアプリを企画・販売する企業が、乳幼児のスマホ利用のガイドラインを独自に作成したことも報告されており、「親子で会話をしながら一緒に利用しましょう」「創造的な活動になるよう工夫しましょう」など5項目がホームページで公表されています。

ただこのような議論は、スマホに限らず携帯型も含んだテレビゲームの出現や発展の際にも行われてきたことだとも思われます。その利用をまったくゼロにすることは難しいと思いますが、それに頼ることが、子どもとの触れ合いの時間や機会を減らしていることを親御さんが認識して、それを利用したときにもそれを介した親子の会話・コミュニケーションを大切にしたり、時間を区切って利用したりすることが大切かと思います。