2012年11月21日水曜日

喘息の発作ってどんなもの?

親御さんも喘息を持っていた場合には「発作」はわかりやすいようですが、経験したことのない発作を見極めて病院につれていらっしゃるのは大変だと思います。
小さい子は鼻水が多くなっただけでも、上気道にからんで「ぜろぜろ」という音が聞こえることがありますから、なかなか難しいです。ただし喘息の発作の「ぜいぜい」「ひゅーひゅー」はもっと高い音のことが多いです。音だけでは難しい時はお子さんのおなかの上の方に注目してください。いつもと違う呼吸の速さ、肋骨の一番下が呼吸といっしょに凹む呼吸、おなかをいつも以上に動かしている呼吸は苦しいサインです。大きいお子さんでは肩を大きく動かして前かがみになっていたりします。こんなときは発作が強い状態ですから、病院で診てもらいましょう。