2014年2月6日木曜日

花粉、飛散量は例年より少なめ

先日の記事で、環境省からの花粉飛散に関する発表がありました。今春のスギとヒノキの花粉飛散予測では、北海道や西日本の一部を除き、飛散量は例年より少ないと予測されていました。昨年は飛散量が多かったのですが、大量飛散の翌年は花粉を放出するスギの雄花の生育が悪く、減少する傾向にあるということです。
予測飛散量は、東北から近畿にかけては例年の3~8割。特に北陸と東海では4割以下にとどまる地域が多いとのこと。北海道、中国、四国の一部と九州全域は例年並みということです。
花粉のピーク時期は、関東から九州にかけては2月下旬~3月上旬、北陸は3月中旬、東北は3月下旬~4月上旬と見込みです。

花粉症も含めたアレルギー性鼻炎に対して小児科でお薬を処方する際には、お子さんの年齢やどんな剤形(粉剤や錠剤、カプセルなど)が適しているかを考慮します。また薬による眠気の強さや効果の持続を考えます。代表的な抗ヒスタミン薬には種類も多く、「眠気は強いが、効果も強い」や「眠気は少ないが、効果もまずまず」といった特徴があります。症状やご本人とお薬の相性を考慮して処方いたします。
抗ロイコトリエン拮抗薬という気管支喘息でも使用されるお薬や、点鼻薬を処方(併用)することもあります。また吸引器を使った鼻汁(鼻腔)吸引は、一時的ではありますがご本人は楽になりますね。お困りの際にはお気軽にご相談ください。