2013年8月6日火曜日

事故予防のお話⑤自転車用ヘルメットによる窒息。

公園で遊ぶ際には、首のまわりにひも状のものは身につけない、ということが重要です。また自転車用ヘルメットは、自転車乗車中の頭部外傷の予防のため着用が必要です。
しかし、ときとして公園に自転車で遊びにいった際に、ヘルメットをかぶったまま遊んでしまう場合がありますね。
ヘルメットを着用して遊んでいる場合、うんてい棒などから足を滑らすなどして転落し、ヘルメットが鉄棒と鉄棒の間にはさまり、顎ひもで宙づりになってしまうということがあります(2008年の規準では、うんていの鉄棒と鉄棒の間は23cm以上の距離が必要とされていますが、古い遊具の場合には規準に満たない場合があるためチェックする必要もあります)。

ヘルメットをかぶりながら公園などで遊んでいるお子さんをみかけたら、その危険性を教え外すように促してあげましょう。
(今回は、日本小児科学会ホームページのinjury alert (傷害速報)を参考にご紹介いたしました。 http://www.jpeds.or.jp/alert/index.html )