2013年2月22日金曜日

大気汚染についての情報。

昨今取りざたされております、中国からの大気汚染源の微小粒子状物質「PM2.5」についての報道では、環境省は大気中濃度の測定局を整備する自治体に、新たな財政支援を検討することを明らかにしてります。また、一定濃度を上回った場合に住民に外出などを自粛するよう注意喚起する暫定指針を2月中に策定する方針とのことです。またインターネット上では、「大気エアロゾル予測」なるものもあり、当クリニックの「みんなのおうち」でも公園などの散歩の際に予測を参考にしております。

一方、別の報道では、実はこの微小粒子状物質「PM2・5」、日本への飛来は10年以上前に始まっており、この冬も平年並みの飛来の見通しだそうです。慢性的な呼吸器疾を患っている場合には注意が必要との指摘もありますが、直ちに悪影響はないとして、冷静な対応をとるよう呼び掛けられています。

報道などで薄暗い中国の街並みが出て、それが大気汚染によるものだと言われますと、非常に不安をあおられます。しかしいたずらに不安ばかり増幅させるのではなく、政府や自治体からの情報などを吟味して、可能な対策をとっていくことが大切かと思います。