2013年7月31日水曜日

事故予防のお話③リチウム電池の誤飲。

家庭内の電気製品やおもちゃなどに広く使われているボタン電池の誤飲は比較的よくみられます。
誤飲した際に、食道を通過して胃に入ると8割以上が3日以内に便に排泄されるということで緊急性や重症度は低くなりますが、食道や喉頭(こうとう:のどの奥の部分)に停滞してしまった場合には、食道の粘膜の損傷が起こるなど緊急手術が必要になる場合もあります(重症度には、誤飲からの経過時間や停滞部位、電池の残存電力などいろいろな要因が関係するとされます)。

誤飲の現場を親御さんが見ていれば、すみやかな受診ができますが、誤飲現場をみていない場合もあります。特に2~3歳以下のお子さんで突然の嘔吐や流涎(りゅうえん:よだれをながす)がみられた場合には誤飲を疑う必要があるとされています。

われわれの日常にあるボタン電池、気を付けなければならない点を知って使いましょう。
(今回は、日本小児科学会ホームページのinjury alert (傷害速報)を参考にご紹介いたしました。 http://www.jpeds.or.jp/alert/index.html )

2013年7月30日火曜日

事故予防のお話②溺水について。

事故予防のお話、今回は溺水についてです。

厚生労働省が出している統計(平成21年度)では、不慮の事故の中では溺水(溺死)の占める割合は、1~19歳のどの年齢層でも交通事故についで2番目に多いという結果です。

発生場所としては、0・1歳は浴槽内が多く、1歳になると浴槽・自然水域内への転落が発生しています。3・4歳では自然水域内が多いという結果です。

浴槽での溺水について、その起こりやすい状況として、
・こどもが浴室に入りやすい構造・環境になっている
・浴槽の縁の高さが50センチ以下
・浴槽に水がたまっている(こどもの鼻と口を覆うだけの水深、すなわち10センチでも十分である)
といったことが挙げられます。

予防対策としては、
・できるだけ残り湯をしない
・浴室に入れないように鍵をかける
・こどもだけでお風呂に入れたり、遊ばせたりしない
・短い時間であっても、浴槽にこどもを1人にしない
・桶(おけ)などにも水を張らない
・海や川などで遊ぶときにはライフジャケットを着用する
といったことが挙げられます。

この季節、海や川といった水辺で遊ぶことが増えます。ライフジャケットの着用とともに、岩場などでは、靴や手袋を着用することも忘れないようにしましょう。

2013年7月29日月曜日

7月のわくわく&おうち日記

暑い日が続いた7月。
まぶし過ぎるくらいの夏の日差しに、大人も子どもも毎日くらくらですね。
元気に遊ぶためには、睡眠と栄養がとても大事です。そして水分補給をこまめに取りながら、休息の日もはさみながら、元気に楽しい夏を過ごしましょう!!

では、7月の「おうち」の様子です!

☆わくわくの日  7.2 『たなばた』
一週間ほど前から、「みんなのおうち」に遊びに来たお友だちには短冊に願い事を書いてもらっていました。自分の短冊を指差して「あった、あったー!」と、笹にぶら下がっているのを嬉しそうに見ていた子ども達。
七夕の会当日は、はじめに笹飾りの工作に挑戦しました。○△□に切った折り紙を、好きな色を選んでのりでくっつけていきます。指にのりがつくのが苦手だった子も、スタッフと一緒に慎重に取り組んでいましたよ。上手につなげられて、嬉しそうでした!
最後に、星の冠を一人ひとりおでこに付けて「たなばた」を歌いました♪
スタッフの願いはただ一つ。「クリニックとみんなのおうちに来る子ども達みんなが、健やかに成長しますように・・・」


☆わくわくの日  7.23 『夏祭り』
この日は、6名のお友だちが遊びに来てくれました! 3人が浴衣や甚平を着て参加してくれたのでお祭りの雰囲気も出て華やか、そしてとてもにぎやか~。
はじめに、みんなで輪になってお祭りについてのお話を聞いて、チケットを腕につけた子ども達。
この日一番年長のSくんの挨拶で夏祭りがスタートしましたよ! お面・的あて・お魚すくいの3つの出店を、2人ずつ回ってじっくり遊びました。特に人気だったのは、動物の絵とクリニックのシンボルマークを的にした的あて。ボールを投げて当たると大喜び!! 何度も何度も挑戦していました。ボールの投げ方一つをとっても、一年の成長が感じられました。
たくさん遊んだ後は、「アンパンマン音頭」で盆踊りをしました♪ スタッフの踊りを見ながら、子ども達も足を上げたり回ったり、楽しんでいました。最後に美味しいジュースを飲んでのどを潤して、今年の夏祭りは終わりました~!
来年はさらに志向を凝らして、たくさんのお友だちと楽しく過ごしたいと思います☆



《おうちだより》
・汗ばむ季節となってきました。汗をかいたときや散歩後にはシャワーを浴びて、着替えをしています。替えの肌着、洋服、シャワー用のフェイスタオルを1枚お持ちください。
・病時利用をする場合は、前日までにご予約または受付にてご相談ください。
・お預かり前のメディカルチェックは、利用時間の5分前です。大幅に過ぎてしまうと、次の時間からのご利用とさせていただく場合もございます。ご理解とご協力のほどお願い致します。
・当日ご予約されている時間に変更がある場合(お迎えが早くなる、延長になる)、またお迎えの時間が予定時間を過ぎる場合は、必ず受付にご連絡くださいますようお願い致します。



                ~みんなのおうち・夏休みのお知らせ~
クリニックの夏期休診日に合わせて、下記の期間中はみんなのおうちもお休みいたします。

                 8月12日(月)~17日(土)



2013年7月28日日曜日

事故予防のお話①誤飲・誤嚥について。

お子さまの成長とともに、活動範囲も広がり“思わぬところまで手が届く”ということがよくあります。今回は、事故予防の話として、誤飲・誤嚥についてお話します。

まず誤飲・誤嚥事故の傾向です。
・生後6ヶ月から急増し、9ヶ月がピークとなります。
・女児よりも男児の方が多いです。
・発生時間は、18~21時台が多く、夕飯の仕度などで最も目が離れる時間といえます。

次に誤飲の原因となる家庭用品等の種類です。
・たばこが約3割を占めトップです。30年間トップを守り続けて(?)います。
・次に2割弱を占める医薬品・医薬部外品です。
・それからおもちゃ、プラスチック製品、金属製品、食品類と続いていきます。

①たばこの誤飲では、その9割弱が生後6ヶ月から1歳6ヶ月の乳幼児に起こっています。その致死量としては、体重10kgのお子さんでたばこ1本、20kgのお子さんで2本です。
ただし、たばこの葉だけでは、ニコチンの吸収は遅く、催吐作用があるためたくさんは食べられません。結果として中毒例は少ないのが現状です。
しかし、水に浸っているたばこや空き缶などに水を入れ灰皿がわりにしている場合にその水を飲んでしまうとニコチンの吸収も早く中毒になりやすいのです。
対策としては禁煙がもっとも望ましいですが、たばこや灰皿を手の届くところに置かない、空き缶やペットボトルなどを灰皿がわりにしない、ということが大切です。

②医薬品類では、家庭に置いてある機会の多い薬品で、親が飲んでいるのを見て真似して飲むということが多いので、こどもの見ていないところで内服するようにしましょう。

③おもちゃ類では硬貨、ボタン電池、マグネット、クリップ、ボタンなどが多く、食品類ではナッツや大豆などの豆類、飴、もち、こんにゃくゼリー、ミニトマト、ぶどうなどが多くを占めます。

予防対策としては、
・4-5歳までは与えないようにする。
・口にものを入れたまま遊ばせない。遊びながら食べさせない。
・食べているときにびっくりさせたり、たたいたりしない。
・早食い競争をしないように教育する。
といったことが挙げられます。

親御さん自身がハイハイの姿勢をとってみて、危険なものはないかこどもの目線になって確認することが大切です。

また子ども達は日々成長します。昨日まで届かなかったところに手が届く!、登れなかったところに登っている!、この高さに頭をぶつけるようになった!、こんな成長を目にするのはとても嬉しいことではありますが、同時に上のような予防対策の変更(バージョンアップ)をせまられることでもありますね。
成長を楽しみつつ、冷静な目をもって事故予防対策も行っていきましょう。

2013年7月27日土曜日

わくわくの日・8月の予定

今月のわくわくの日の予定です!!
子ども達のわくわく・ドキドキする気持ちと、笑顔をたくさん引き出して上げられるよう、楽しい計画を考えています。みんな遊びにきてね♪


☆8月6・20日(火) 10:00~11:00  『どろんこ遊び』
  
  今月のわくわくは、どちらも公園での『どろんこ遊び』を予定しています。
 大きな砂山を作ったり、トンネルを掘ったり、裸足で水や砂の感触を味わったり・・・。大好きな砂 場遊びをいつもよりダイナミックに楽しみたいと思います!!

 ※遊んだ後は、シャワーを浴びて着替えをします。フェイスタオルと着替えの用意を持ってきてく ださい。
 ※天候により、内容が変更になる場合があります。
 ※わくわくの日は、通常のお預かりの中で行っています。参加希望の方は、わくわくにかかる  時間でご予約をお取りください。




2013年7月26日金曜日

水痘・おたふく・ロタワクチンの予診票ダウンロード、こちらから可能です!

日頃よりクリニックならびにみんなのおうちのご利用ありがとうございます。
当クリニックでは、「ワクチンで予防できる病気はワクチンで予防しよう」の考えのもと、ワクチン接種を推奨しております。

クリニックでは、現在任意接種の位置づけである水痘やおたふく、ロタウイルスなども接種をおすすめしております。その際、あらかじめ予診票をご記入いただいておりますと、クリニックにいらしてから接種完了までがよりスムーズになります。下記ワクチンをご予約され、当日まで予診票がお手元にない場合は、ダウンロードしていただきご記入のうえお持ちいただけますとありがたいです。


・水痘ワクチン(田辺三菱製薬ホームページより)  
http://di.mt-pharma.co.jp/file/prescribe/pdf/bsi_yoshin.pdf

・おたふくワクチン(武田薬品工業株式会社ホームページより) 
http://www.takedamed.com/content/medicine/vaccine/yoshin/100622mumps-vaccine.pdf

・ロタウイルスワクチン(ジャパンワクチン株式会社ホームページより)
http://lovesbaby.jp/medical/rotarix/tool/files/tool_sup_iryou_yoshin_jp.pdf

2013年7月25日木曜日

親御さんの受診・・・親御さんだけでもご予約いただけます。

日頃よりクリニックならびに「みんなのおうち」のご利用ありがとうございます。
最近はお子さんの受診とともに親御さんを拝見(診察)することも増えてまいりました。

手洗いなどの予防をしていても、どうしてもお子さんのお風邪をもらってしまい、同じような症状に悩まされることがありますね。また現在は下痢を中心とした胃腸炎やかぜも多くみられますね。

そのようなときは、お子さんの受診予約電話の際に併せてご予約ください。受診枠を確保し、お子さんと一緒に診察させていただきます。一緒にお風邪をひいてしまったのに、異なる病院に行かなくてはならないというのは大変ですから。

来院されてから、「私も・・・」とおっしゃっていただく場合もございます。空いているときはよいのですが、現在はご予約で大変混雑しております。一度お待ちいただかなくてはならないこともございますのでその際はご了承ください。